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10月6日
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聞こえないふりをした秋の事。
叔父さんの事を考えて内緒の蛍族を決め込んでいるときに不覚にもまた彼に喫煙が見つかってしまいました。
彼はダメだと言っても傍に来てしまうし、戻るよう促しても言うことを聞いてくれません。
唯一ひとりで懺悔できる時間なのに、身体に悪いことをして自嘲じみた馬鹿げたことをする僕をひとりにさせてくれません。
そういえば、3ヶ月位前に見つかってから割と頻繁に見付かる気がするのですが、監視でもされているのでしょうか。
寂しがりなのか優しさなのか傍を離れようとしない彼が、ブランケットを用意してくれていたことにとても感動したのでこうして記しておこうと思います。
深刻そうな顔をして煙草を握りつぶそうとする癖、やめてくれませんかね。手に入れるのも最近は大変なのですが。
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