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re/cou/p
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せ「うぉぉお腹いっぱいや・・・」
昼食を済ませて店を出る。
さすがに飲食店でする話ではなかったので、慎んだ。
・・・いや、この後行為の約束をしてきたか・・・。
慎めてはいなかったようだな。
し「パスタって腹に来るよな〜・・・」
せ「この後運動したら横腹死にそうやな・・・」
し「ちょっと休憩する?」
せ「うん。」
し「この後運動するもんな?」
せ「っ!」
わざと声を低くして吐息混じりに耳元で囁く。
肩を揺らして頬を赤らめるセンラ。
せ「・・・うん・・・。」
し「ほな!俺んち行こか!」
俺はすっと離れていつもの顔に戻る。
センラが家に来るのは久しぶり。
片付けていたっけなと不安になる。
せ「うん!」
歩いていると人通りが少なくなってきた。
し「手繋ぐ?」
せ「え!ええの?」
し「うん、ええよ。」
せ「ふふっ、嬉しい!」
し「素直にそんなん言わんといて!照れます!」
せ「志麻くん照れるんー?照れてーやー!」
わかりやすくテンションが上がるセンラ。
可愛かった。
し「もー!ほら行くで!」
せ「うん!」
〜♪
嘘やろ・・・。
せ「?志麻くん電話?」
し「・・・うん、ちょっと出ていい?」
最悪や。
何で今?
せ「・・・ええよ。」
画面を見るとあの女だった。
邪魔された。
し「・・・もしもし?」
女「あ、志麻くーん?」
携帯越しから媚びた声が聞こえる。
し「何なん?俺はもう会わへんって言って──」
ここまで言った時、視界からセンラが消えた。
地面に倒れているセンラ。
し「センラ?!」
携帯を投げ捨ててセンラを抱き抱える。
し「起きて!!センラ!!!!!」
俺のせいやと思った。
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