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バックステップで部屋の端に逃げ、むしろ部屋から飛び出そうとする俺の首を捕まえて狛枝は言いつのって来た。
「あのね、ボクがヒナタくんを好きなのは前も言ったと思うけれど、ヒナタくんはボクを好きじゃあないんだし、せっかく同じコテージになったんだから、セフレになってくれればいいんじゃないかなと思ったんだけど、ていうか自分から言えって言ったのに逃げないでよ失礼しちゃうなあ」
弾丸のようにまくしたてる狛枝を牽制するように手を伸ばし、顔を近付けて来る彼を遠ざけようとする。
クソッ、なんでこいつ俺より身長高いんだよ!!猫みたいに持つな!
「あれ?なんか反応悪いなあ。ヒナタくんー。ヒナタくんー!!だって何もこんなボクを好きになってくれだなんて言ってないし、この島発散させるところないし、これはよいチャンスだと思ったんだよね相部屋ってさ。あれ?もしかしてヒナタくんてセフレとか知らないひと?え?まさか童貞?いやボク処女厨じゃあないけれど、セフレってさ。セックスフレンドの略…………」
「うるさいッ!」
思わず怒鳴りつけたら、いきなり手を離された。シュンとなったように肩を落とす。
「ダメ………?」
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