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第15場 かおとエレアの家
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【第15場 かおとエレアの家】
エレア:「ただいまーっと。だー疲れたな。」
かお:「人エレアはしゃいでたから(笑)
それに、ひ、人が多かった。し。」
エレア:「お、おう。」
かお:「あ!エレア先にお風呂入っていいよー。」
エレア:「あー、俺、風呂明日の朝でいーわ。疲れた。」
かお:「えー?汗かいたのに?」
エレア:「風呂くらい入らなくても死なねーよ。んじゃ、おやすみー。」
バタン
(エレア部屋に入る)
かお:「もう、エレアってば。
あ!金魚!広いとこに移さないと可哀想だよね。終わったら、お風呂入ろ。」
(エレアの部屋)
エレア:「ったく、風呂なんか入ってられるかよ。祭りよかったな。かおの喜ぶ顔見れたし。それに手繋いで…。
いや!男同士だし!
…手繋いだくらいで動揺するって、俺童貞かよ。。。
…でもかおの手、小さかったな。それに暖かくて、柔らかくて。
手、また繋ぐこと、ねー…かなぁ。
よし!
まだ夏休みだし、他に花火大会あるだろ!
ググればいーんだ!俺様名案!」
(風呂の中)
かお:「手、洗うのもったいないなぁ。でも洗わないわけにいかないし…。
あー、毎日エレアと手繋げたらいいのになぁ。
…って、今日たまたま混んでたから、僕が迷子にならないように繋いでくれただけだし。。。
また繋ぎたい…なんてワガママだよね。
…エレアの手、おっきかつたな。
あ!僕、手繋いでることに夢中だったけど、もしかして手汗かいてたかも?!
どーしよー、エレア気持ち悪いとか思ってないかなぁ…。あー!僕のバカ!
これじゃあ、またエレアと手繋げないよ。
…ってだから、それはワガママで…。
はぁ。
金魚嬉しかったなぁ。エレアからプレゼント貰うなんて何年ぶりだろ。
…って金魚は、プレゼントじゃないか。
でも僕にとっては最高のプレゼントだったなぁ。エレアに似てる金魚。
明日、水槽とポンプ買いに行こ!
あ、名前もつけてあげないと。
エレアから貰ったから、エレア様?…って直接過ぎるか。エレアの小学校のあだ名付けたら…エレア怒るよね。だめだめ、それはだめだ。えーちゃん、エレちゃん?
あ、オスかな?やっぱり正義の騎士だし、様はつけたいなー……。
……って、あ、れ?
なんか…目の前が…ぐるぐるする…。
は、早く出な、きゃ…。」
バターンッ!
エレア:「おい、かお!スゲー音したけどどした?」
かお:「ごめ…ちょ…っと…気持ち…悪く…なっちゃっ…て。」
エレア:「風呂当たりか?!どんだけ長い時間入ってたんだよ!顔も体も真っ赤じゃねーか!」
かお:「う、ごめ…。ちょっとこのままに、しといて、くれたら、治ると、思う、から…。」
エレア:「ばか!このままにしとけるかよ!
とりあえず簡単に体拭くぞ。んで、ベットまで運んでやるから。」
かお:「だ、いじょぶ…。重いし。」
エレア:「いーから、黙ってろ!よし、体拭けたから、運ぶぞ。ちょっと持ち上げるから、つかまってろよ。」
かお:「ごめ…ん。」
エレア:「黙ってろって!」
(かおの部屋 かおはベットに横になっている)
エレア:「落ち着いたか?」
かお:「う、ん…。」
エレア:「って裸のままじゃ風邪ひくよな。お前の服着せるの大変だから、俺の大きめのTシャツ着てろ。」
かお:「う、うん。」
エレア:「ほら、冷えピタ」
かお:「エレア…ごめん…ね。」
エレア:「いーから、早く寝ろ。ったく、風呂当たりするくらい長く入ってたって、なに考えてたんだよ。」
かお:「ん…。」
エレア:「かお?…寝たか。
大丈夫だよな。風呂当たりなら、寝れば治るよな。いや、でも明日一応、病院に…。」
かお:「エ、レア…」
エレア:「お?なんだ?」
かお:「すーすー。」
エレア:「なんだよ。寝言か。安心しろよ、ちゃんと朝までここにいてやるから。」
かお「エ、レア…」
エレア:「だから、大丈夫だっつーの。」
かお:「エレ…ア…。好き…だよ…。」
エレア:「!!!
かおっ!お前っ……。
いや、単なる寝言だよな。
焦るな俺、勃つ…。」
かお「…好き、だよ。ごめん…ね。」
エレア:「なんで謝るんだよ!
この顔で、俺の服来て、それは反則過ぎだろ…。俺もかおが……。
くそっ。俺、朝までもつかな…。」
(その夜、夜が開けるまでエレアを呼び続けるかおと、一晩中葛藤するエレアの姿があった。)
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