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次の日、
桔梗と椿は帰っていった。
見送ると言ったけど、
2人の時間をとか何とか言って見送らせてはくれなかった。
僕は前よりクロくんと過ごす時間が増えた。
クロくんはずっと僕の隣にいてくれた。
それが嬉しくて、
つい甘えちゃう。
「クロくん、
あのね…」
「ん?」
クロくんはそれが嬉しいと言った。
変だなとは思ったよ。
「今度、
僕も実家に帰ろうと思うんだ。
それでねクロくんにも来て欲しいんだ」
紹介したい。
僕が本当に好きになった人を。
愛した人を、
家族に認めてもらいたい。
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