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CAGE4:あの日の同罪ー倉橋 洋ー29
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俺の言葉を聞いて、立花は首を横に振る。
「やっ、無理ですよ!そんな、冗談ですよね……?」
「………俺が冗談を言うとでも?」
「…………言わないですよね。」
あははと苦笑いを浮かべる立花にニヤリと笑い返す。
「倉橋さん、今とんでもない極悪人のような顔してます。」
「……微笑みかけたんだ。」
「嘘。倉橋さんが微笑むともっと優しくて、格好良くて、胸がドキドキして……」
なんて徒然と勝手に話し始めたというのに、急に何かに気が付いたように両手で口を覆う。
「……ふっ、アンタそんなこと思ってるんだな。」
「……何てこと言わせるんですか。」
「…アンタが勝手に喋ったんだろう。」
言葉を詰まらせたように唸り声を上げて睨んでくるが、熱を帯びた瞳でやられても逆効果だ。
「はぁ……だから、そういう目で見るな。煽られる。」
「ぼ、僕は睨んでるんです!」
「逆効果だ、馬鹿。」
後孔に宛がっていた手を再び動かして、指先を少しだけ中へと挿れてみる。
「あっ…………やっ!」
「……痛いか?」
「違っ…痛く、ないですけど…なんか異物感が……」
普段は出すところに挿れているんだ、異物感があるのは当然だろう。
「……な、んで指なんて……?」
「…いきなり俺のは入らないからな。指で慣らす。」
少し沈めた指先で出し入れをゆっくりと繰り返し、確実に挿れる長さを増やしていく。
「待っ、て……なんか、苦し……」
「……もう少しで根本まで指一本入る。」
「えっ…や、嘘……」
「……俺は嘘も冗談も言わない。」
挿れた中指が完全に沈み込む。
「うっ……ハァッ…」
「…感じるか?指、中に入ってる。」
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