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CAGE4:あの日の同罪ー倉橋 洋ー32
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「だ、めです………だって、僕……んっ…女性じゃあっ………ないの、に…そこっ、気持ちぃぃなんて……っ」
コイツは俺を煽る天才だな、なんて心で思って、中に挿れた指をぐいっと折り曲げる。
「ーーあぁっ!?やっ…ぁん………な、なに!?」
ビクッと跳ね上がった身体に立花自身が一番困惑しているようだ。
「あ……だめ、そこぉ……」
中のコリコリした部分を指で擦る度、腰が揺れ動く。
「…前立腺だ。男はここで気持ち良くなる。」
「ん、やぁ……押さないでぇ……」
「立花、大丈夫だから。ちゃんと感じろ。」
「うっ……ぁ……」
前立腺の刺激で気を逸らしている間に、三本目の指を増やした。
すっかりと蕩けきったそこは、すんなりと受け入れる。
「……ふっ、とろとろだな。」
「あっ……そんな、言わないで……くださっ………」
恥ずかしいと言う割に、指をきゅっと締め付けてくる辺り才能がある。
一際強く前立腺を擦り上げて、ずるっと指を引き抜いた。
「んあっ……な、に………?」
自身のベルトを外して猛ったモノを取り出す。
「あ………」
立花は視界にそれを収めたようで、ごくっと喉を鳴らした。
それを見て自然と笑みが溢れる。
それから自分のモノを見下ろした。
「まさか本当に勃つなんてな……」
残念ながら過去の行為のせいで興奮剤、いわゆる媚薬を使わなければ勃つことさえしなかった。
それが今は熱をもて余すほどに猛っている。
「えっと……」
「……今からここに、これを挿れる。」
ヒクヒクと蕩けている立花の後孔に、モノを宛がう。
「…ぁ………熱い………こんな大きいの……入るでしょうか……?」
「……なるべくゆっくりやる。もし辛かったらちゃんと言え。」
「………はい。あの、手を握ってもいいですか?」
おずおずと様子を窺うような態度に、馬鹿だなと溜め息を返す。
「良いに決まってる。ほら、」
左手で立花の右手を絡み取り、しっかりと握り込んだ。
「……いくぞ。」
宛がった昂りをゆっくりと押し込むように腰を動かす。
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