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CAGE5:日常に潜む影7
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直side
ふと微睡みから意識が覚めると、くちゅくちゅとした水音と下半身の違和感に眉を潜めた。
視線を下げれば倉橋さんの姿。
「倉橋さ……?」
「ん?なんだ、漸く酔いが覚めたのか?」
「え、な…に……?僕一体……」
いまいち状況が理解出来ていない…。
ええとここはベッド…?
それで倉橋さんはシャツ脱ぎかけ?
僕は……
とそこで自分が裸の状態で、更に後孔の違和感に気が付いた。
「え、やっ……な、に……」
「…まあ、いいタイミングだな。」
倉橋さんが意地悪く笑うと後孔に埋め込まれた指がくいっと前立腺を掠めた。
「あっ!?な、……ゆ…びぃ……」
「…ちょうど三本銜え込んだところだ。」
冷静な返答とは裏腹に中の指は激しく動かされる。
「やっ……待っ……な、んで……」
「…アンタが誘ってきたんだ。」
「え……そ、んな……こと……」
「…覚えてないのか?全く…酒癖が悪いな。」
呆れたように言われたけれど、行為を止める気はないようだ。
「……悪いが止めてやれない。煽ったのはアンタだからな。」
「そ、な……知らな……いっ……ぁ……知、らないぃ……」
前立腺を擦られる度に快感が走って、腰が浮いてしまう。
「……腰浮かせるとアンタのここから蜜が滴るの、何かエロイな。」
空いていた倉橋さんの左手の指先が、僕のモノに這ってくる。
「あ……ああっ……だ、め………」
言葉とは裏腹な僕の身体は刺激を受け入れて自然と仰け反る。
「……そんなに突き出して、もっと触ってほしいのか?」
「違っ……そんなんじゃ…っ……なっ……ぁ…」
「……物覚えが悪いな。もう忘れたか?」
ソッと僕のモノを撫でていた指先が先端の割れ目を抉ってくる。
「んあっ……!」
それから耳元に近付いた唇が、
「……素直な方が気持ちよくなれるって言っただろう?」
吐息混じりに囁いた。
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