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CAGE5:日常に潜む影36
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直の首へ唇を寄せながら、着ている服を捲り上げ、露になった肌へも舌を這わせる。
直がそうしたように同じ順番で。
「…ほら、同じだろう?」
「うっ……わかりましたよ、もう……」
言わないでくださいと顔を隠した直は首まで赤く染まっていた。
俺の下で震える身体は綺麗な肌でしなやかだ。
けれど紛れもない男の身体。
俺ほどではないにしろ筋肉だって付いているし、胸には膨らみもない。
「よ、洋さん……?」
それなのにどうして、可愛く思えてしまうんだろう…。
「……可愛いな、アンタ。」
「何言ってるんですか…僕は可愛くなんてないです……」
「……可愛いよ、可愛くて困る。」
本当、困る。これ以上この気持ちをどうすればいいのか、持て余しすぎて困る。
胸、腹筋、脇腹、何処に口付けても反応を返す身体は下の昂りも主張を始めていた。
「……愛撫だけで勃ってる。」
「だって……貴方が触るから……」
形を確かめるように指先を這わせる。
「あっ……」
ビクッと強ばった身体は腰を揺らした。
ベルトに手を掛けても抵抗する様子は全くなく、あっさりと下着ごと着ていたジーンズを剥ぎ取った。
「……濡れてる。」
「だから言わないでくださいってば……」
既に蜜を溢れさせている先端を指の腹で撫でると、咄嗟に直の手が俺の腕を掴んだ。
「……嫌か?」
「い、や……じゃない……です」
「……じゃあ手、離して。そしたら続きしてやる。」
恨めしく見上げてくる瞳に微笑みを返す。
意を決したように下唇を噛むと、直の手がおずおずと離れていく。
「……いい子だ。」
「もう本当洋さんって…」
「ん?」
「うっ……何でもありません。」
何を言い掛けたのか予想出来ないがそれは後で訊けば良い。今は可愛がってやりたい。
指先でグリグリと先端を抉り取り、溢れ出てきた蜜を竿全体へと塗り込んでいく。
「あぅっ……あ……んん………だ……っ」
「……ここ、抉られるのいい?」
「あ………い、です………もっと……っ…」
恥ずかしそうにしながらも、素直に認める姿に興奮してる俺も俺だ。
「もっと、して……」
流されてくる視線に下半身が疼く。
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