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11月11日(よぴ×アイ)Part1
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side アイク
『今日はポッキーの日!ということで、全員に「誰かとポッキーゲームをしないと11月12日ちょうどに笑いが止まらなくなってしまう」呪い!をかけちゃいました!(笑)全員の枕元にこの手紙とポッキー1箱おいておいたから、今日中にね!! p.s.後が怖そうな人のところには置いていません。by ともさん』
「・・・なにこれ。」
朝起きてすぐにこの手紙を読み、浮かんできた率直な疑問だった。
確かに今日は11月11日。ポッキーの日。
だからってこんなことするかな普通!・・いやあの人ならする。現に今してる。
「はぁ・・・とりあえず、シャワー浴びて服着替えなきゃ。」
と、ベッドから体を起こし、部屋を出ようとしたその時、ドアのほうからコンコンとノックがした。誰だろうか・・・。
「はーい、どうぞー。」
ガチャっとドアを開けて出てきたのは185cmの巨体だった。
「ごめん、アイク。こんな朝早くに。」
「Yさん!おはよー。どうしたの?」
Yさん。よっぴ~さんのYをとってYさん。背が高いのをいいことにいつも自分の身長を馬鹿にしてくる。でも、とっても頼りがいがあって優しい、自分の一番信頼できる友人です。
「アイク、手紙・・見た?」
「ともさんのでしょ?ほんとにみんなのところに置いてたんだ・・全く、ともさんはー。」
「いや、さっきアイク以外の人の部屋回ってみたけど、手紙があったのは俺とアイクのとこだけっぽいぞ。」
「え、あ、そうなんだ・・。」
自分とYさんなら怒っても怖くないってことですかともさん!!
「でさ、どうしようか。ってききにきたんだけど・・・。」
「んぇ?何を?」
「だから・・・その・・・ポッキーゲーム。」
「え!」
そうか!手紙にびっくりしすぎて自覚なかったけど、ポッキーゲームしなきゃ笑いが止まらなくなっちゃうんだ。・・・Yさんと、するのか。なんでだろう、不思議と嫌な感じがしないや・・男同士なのに・・。
「じ、自分は別に、Yさんならいいよ。やんないと笑いが止まらなくなっちゃうなんて嫌だしね・・」
「俺も、相手がアイクなら別にいい。」
「そ、そっか///ちょ、ちょっと待っててねYさん。自分、シャワーだけ浴びてくる。」
ついでに頭冷やしてこよう・・・。
ただポッキーを食べるだけなのに
なんでこんなにも
胸が苦しくなるんだろう。
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