アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
どうなってんの!?
-
今日は体調も良く俊の家で俊の課題を見る予定。
そして今俊の課題を見てますよ?
見てるんですけどね・・・
「ねぇ俊君?こここの前教えたよね?」
「とっととととわ!!おっ落ち着け?な??」
「落ち着くのは君だよ俊」
「だっだだよな。スーハースーハー」
「それで?どうしてここが分からかいのかな?」
「そっ、それは・・・」
永遠が今見ているのは数学。
俊が一番嫌いな教科という事は充分承知の上でやっている。
なのに・・・
「ここさ、さっきも言ったけどテスト前にやったよね??君は記憶力が無いのかな?ニワトリなのかな?」
「いや、そんなに悪くないと思う。
でも数学となるとちょっと・・・・・・」
はぁ・・・どうしたらいいのこの子・・・
「わかった。わかりやすくまとめとくからほかの課題やっといて」
「すまん・・・」
「そう思うならちゃんと毎日復習くらいして!」
俊はシュンとしてしまいちょっと可愛そうだと思ったけど同情なんてしている場合じゃない。
このままだと部活どころか進級も危うい。
僕としては2年生でも3年生でも俊と同じ学校地通っていたいのだ。
同じ学年で過ごしていきたいのだ。
だから今は少し心を鬼にしてでもやらないといけないのだ。
僕が数学をとってーーーーも分かりやすいようにまとめている間に俊はほかの課題をちゃんと終わらせたのだ。
そこは褒めてあげたいね。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
25 / 179