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悪い事とわかってても 祐也side
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ついにその土曜日が来た。
美緒は昨日の夜からルンルンしていた。
あぁこいつもこんな年になったのかと思うほどに。
まだ中1のくせにな・・・
で、俺は今絶賛ストーカー中!!
頭ではダメだって分かってるんだけどついついな・・・
相手の男も気になるし
お、美緒が止まった。ここか?待ち合わせ場所・・・
「あ、おーーーい」
ん?
「ごめんね。待たせちゃったかな?」
「ううん。美緒も今来たところだから!じゃあ行こっ!」
え・・・美緒のデートの相手って永遠君!?
ってかこの2人いつの間に仲良くなってんの!?
これはしばらく見守らないと。
でもそれからは至って普通だった。
雑貨屋に入ったり服屋に入ったり靴屋、アクセサリー屋
様々な店に入って何かを見て買っていた。
2人で仲良くご飯を食べていた。
ピロン♪
ん?美緒からメール?
“羨ましいでしょ〜”
それと共に送りつけられてきたのは写真だった。
永遠君がご飯を食べてる時の写真、可愛く笑ってる写真
いつもは俺だけに見せてくれてたのに・・・
美緒と永遠君は本当に付き合っているのか?
まあもう俺には関係ないか・・・
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