アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
届いたメールには
-
あれから何の気なしに携帯を見てメールが1件来ていたので開いてみた。
するとびっくりしたものだ。
返事が来ていたのだ。
“こんにちわ。
連絡ありがとうございます。
これは私的な考えなのですが、その先輩は本当にその幼馴染の人と付き合ってるんでしょうか??
ただ話があって2人でいただけという可能性もありますよ??
1度話してみる事をおすすめします。
あと、別に男の人が好きでもいいじゃないですか。
たしかに普通じゃないと周りから言われたり悩んだりするかもしれません。
ですがあなたにはそんなあなたでも信じてくれる人がいるんじゃないですか??
その幼馴染の人もそうですし、ご両親だってきっと話は聞いてくれます。
あと、私だっていつでも話くらいは聞きますよ?
あ、名乗るの忘れてましたね。
私同じクラスの愛島 桜って言います。
多分七瀬君の言っている先輩とは柳田先輩の事ですよね?あ、私全然気持ち悪いとか思ってないですよ?
むしろもっとやれーとか早くくっつけーって思ってる立場なんでwwww
話がそれましたね。
そう。それで七瀬君の幼馴染こと葛城君は多分柳田先輩とは付き合ってないと思うよ??
この前ね、葛城君が女の子と手を繋ぎながら歩いてるの見たもの。
だから本当に1回話してみた方がいいと思うよ。
お節介でごめんね。”
愛島さんか〜
“ありがとう。退院したら先輩と1回話してみるよ!”
そう送り返してあとは他愛のない会話をしていた。
いつの間にかさっきまでさんざん悩んでいた事も忘れるくらい先輩に会いたくなった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
88 / 179