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緊張で
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僕は家に帰った後にすぐ横の家のピンポンを押していた。
すると家の主はすぐに出てきた。
“はい”
“あ、永遠だけど”
“今開けるから待ってて”
そう言って少し経ったらガチャって音がした。
「永遠!!」
「久しぶり。後この前はごめん。来てもらったのに追い返す形になって…」
「いいよ。気にしてねーから。とりあえず中に入れ」
「うん。お邪魔しまーーす」
うわーなんか久しぶりな感じがするな〜
「「あのさ」」
「俊からいいよ?」
「永遠からでいいよ」
「わかった。僕ね、俊と先輩が付き合ってるって思っててそう思うとなんだか悲しくて、家にこもってさ?
結果的にはこうなっちゃってさ。
その間にね?色々考えたの。
今はちゃんと祝福してあげられないけどいつかはするからって。だから今はまだ先輩を好きでいてもいいかな?」
僕が話し終わっても俊は何も言ってくれない。
どうして?好きでいることもダメなの?
「永遠、永遠は勘違いしてるよ」
「勘違い?」
「うん。俺たちは付き合ってなんかないよ」
「でもこの前仲良く2人でファミレス行ってたじゃん」
「うん。やっぱり見てたんだな。
あの日はな詳しくは話せないけど先輩の相談に乗ってたんだよ」
「そうなの?」
「そうなの」
「じゃあもう一個聞きたいんだけど、俊彼女いるの?」
「は!?なんで永遠が知ってるんだ!?」
「えっとね、僕は知らなかったんだけど愛島さんが教えてくれたの」
「くっそあいつ…はぁ…」
「あ、ごめんね。知られたくなかったよね」
「いいよいいよ。俺と付き合ってるやつってそいつだよ」
「え?愛島さん?」
「そ」
「おめでとう?あ、愛島さんにも伝えとかないと!」
「はぁ!?なんでお前桜の連絡先知ってるんだ?」
「えっと話すと長くなるんだけど…」
よかった。俊といつも通り話せてる。
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