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俺が話したから? 俊said
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永遠から聞いた話に俺はびっくりしていた。
前に桜と遊んでいた時にふと話したことをあいつは覚えていた。
「永遠、桜とは何話したんだ?」
「んーないしょww」
「なんだとっ!」
永遠がこの俺に隠し事・・・
お母さん悲しい(´;ω;`)
「それよりさ、じゃあ俊と先輩は付き合ってないの?」
「そうだよ。さっきからそう言ってんじゃん?
ってか永遠はまだ好きなんだろ?」
「・・・・・・うん。でも・・・」
「でもじゃないだろ?」
ほら出た永遠の悪い癖。
最初から決めつけて“でも”とつけて諦め癖ががついてる。
それを先輩にどうにかして欲しいんだよね。
俺は幼馴染のこの恋を実らせてあげたい。
男同士でも大丈夫だよって。
確かに世間の目は厳しいけど応援してるやつもいるってことを知ってて欲しい。
「じゃあさ先輩と話さないとな!」
「うん・・・・・・」
「んーじゃあ当初の約束通り新学期の屋上にしたら?」
「そっか!!その手があった!!ありがとう!」
永遠楽しそうでよかった。
「あ、でも・・・・・・」
「ん?、まだなにか不安?」
「あっ、いや、何でもないよ」
そう笑った永遠の顔はどこか儚げで危うい。
「お前何か隠してる?」
「ううん。本当に大丈夫」
「信じていいんだな?」
「・・・うん」
はぁこいつ何を隠してる?
いい加減自分は隠し事が苦手だって事を理解した方がいいよ。まあ俺としては下手に隠されるよりこうやってわかりやすい方がいいけどさ・・・
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