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嘘だよね2 kyrt(fjrt)
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「嘘…だよね、冗談やめて、キツいよ」
「嘘じゃない!本気!」
「…俺も…キヨくんも好きだった。」
…は?好き だ っ た ?
「でも…でもね、俺今違う人と付き合ってる。
前まではキヨ君が好きで、男を好きになって辛くてフジ君に相談してた。 でもフジ君は軽蔑とかせずに話をちゃんと聞いてくれて、なんか…嬉しかったんだ。そしてね、フジ君に相談してるときに、フジ君が俺のこと好きだって、キヨとは違う、愛してあげるって。だから、フジ君と付き合うことにした。」
え…嘘だろ…嘘…レトさんはもともと俺が好きだったけどフジと付き合ってる…?
もっと、もっと俺が早く告白すればレトさんは…?
「レトさんごめん、ね」
「今さら遅いんだよ、キヨ君。俺、ホモはキモいってキヨ君いってたの、聞いてたの。」
…これ完璧に俺が悪いな…
そして、昨日までOKもらえるかもと思っていた俺を殴りたい。
「レトさん…今さらでもいい。俺じゃダメ?」
「駄目に決まっとるやろ…はぁ、帰ってくれへん?」
「あ…あぁ、わかった。また今度、ね…」
「今度があったらな」
そして俺はレトさんの家から出て、近くにあったコンビニによった。
「おっ!キヨー!」
この声は…今会いたくない人。会ったら殴りそうだ。
「フジ。どうしたんだ?」
「ん?今から彼女の家行こうと思ってね、」
彼女…?あぁレトさんか、…レトさん。
「キヨは?」
「俺はレトさんの家、」
「知ってる。フラれたのも知ってるww」
「はぁ!?なんでだよ、!」
俺がそう言うと、フジはポケットから携帯を取りだすと「ライン」と言ってトーク画面を見せられた。
「キヨぉ、俺の彼女とんないでくれる?ま、キヨには無理か。」
「はぁ!?」
「理由全部聞いたんでしょ?なら、わかるよね、」
俺が好き、だけどホモはキモいといったのを聞かれて、傷つきフジに相談、そしてフジに告白された。
…そんなの、ただ弱っているのに漬け込んだだけだろ。
「キヨ、それは失礼じゃないかな。実際レトさんは、俺を選んだわけだし。」
やべ、声漏れてた。…そうか、そうだよな。
「わかってくれればいいんだけど」
そう言って睨みながらフジはコンビニから出ていった。
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