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後悔と本音
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あれからどれくらい経ったのだろうか。今でも思い出せば、体の中に黒い黒い闇が滞って嗚咽がのぼってくる。
熱い。頭が回らない。怖い。自分が自分ではないみたい。自分でも知らない自分を……見られてしまった。
あんな醜態晒しておいて……会えるわけない…。
だから僕は…。自分の知らない自分を押し殺すために……身を隠し、抑制剤を飲んだ。
これで………これで良かったはずなのに……何故だろう。
……心にぽっかり穴が空いたような。
……何かを自分は求めていて。
……虚無感が消えなくて。
…………もう、気づいている。もう、離れられないんだ。
………貴方が…。
………しい………。
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