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大人計画⑧
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「…ってめぇ。……凛月に何をした。」
メガネの男の胸ぐらをつかみながら問いた。
「…なにって、…フッ、勝手に発情してきただけですよ。
……あんたが首輪もつけないでペットを放置しておくのが悪いだろう?
…まぁ、正直あんなフェロモンは想定外だけど。…あとちょっとだったのに邪魔しやがって…」
怒りで血管がキレそうだ。奥歯がギシギシなっている。
「…まぁ、よくもこんなに手を出さずにいられましたね?
あなたの理性だけは褒めましょう。
…まぁ、あなたがあの方を大事にしていようと、あの方はノコノコ知らぬ男についてきて、発情して股を開くような男ですよ?」
プツッ
「っざけんじゃねぇぞ!!!!凛月がそんなやつなわけないだろう!!!!」
「…フッ、図星だから腹が立つんでしょう?」
「…お前に凛月の何がわかる」
「あなたこそ、あの方の何がわかっているのですか?」
ドクンッ
いつの間にか手の力が抜けてメガネの男が立ち上がっていた。
「…あぁ、めんどくさい事に突っ込んでしまった。
…まぁせいぜい、お幸せに??」
胸糞悪い笑みを浮かべながらその男はでていった。
俺はしばらくその場で膝をついていた。
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