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お風呂【実守side】
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振り返ると2人と目があったのでにこりと微笑んだ
…そういえば、昔碧と泡風呂で遊んだなぁ
久々に泡風呂にしてみたいかも…
「猫山君、碧、僕泡風呂にしたいんだけどいいかな?」
「もちろんいいぞ」
「実守がしたいならいいよ♡」
「ありがとっ!」
よかった
まだお花の形の泡風呂用の石鹸があった
シャワーでお湯を追加するとみるみると泡が増えて浴槽が泡で溢れてきた
みんなで泡の掛けあいをしたりシャボン玉を作ったりして楽しかった
1時間ぐらいたったかな…?
手はふやけてるしのぼせちゃったらいけないからそろそろ上がらなくちゃ
猫山君は名残惜しそうにしていた
まだ遊び足りないという猫みたいでちょっと面白かった
遂にこの時間になってしまった…
碧がネットで注文したうさ耳のふわふわパジャマ…
僕がピンクで碧が水色で猫山君が黄緑。
「ね、ねぇ碧。ほんとに僕達これ着るの?」
お願いだから冗談って言って…!
「着ようね、実守♡
猫山も着ろよ」
昨日1時間半やめようと説得したけど無理だったからもう諦めて着よう…
「はい、猫山の分」
「は!?」
大きく目を見開いて口を開けていた
もしかするとこれはチャンスかも!?
「ねぇ、碧!猫山君嫌がってるじゃん、やめようよ…!」
そう言うと何故か猫山君はパジャマを着始めた
なんで!?
僕の淡い希望はすぐに打ち消されてしまった
渋々来てみたけどとても恥ずかしい…!
猫山君も碧もスタイルいいから着こなせてるけど僕身長低いの!
2人のサイズはLなのに僕はSだということにも少しショックを受けている…
「お、お前…wどんだけ目付き悪い兎だよw」
碧は猫山君に向かって指を指しながらお腹を抑えて笑っていた
うーん、今は別に目付き悪いと思わないけどなぁ
…入学式の日は怖かったけど
そんなことを考えていると猫山君と目があった
そしたらぎこちない笑顔を向けてくれた
流し目で口元は微かに笑っていてなんだかドキドキしちゃった…
その時鏡に写った自分がだらしないぐらい真っ赤な顔をしていたのを見て慌てて隠すようにフードを引っ張った
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