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俺は脚を広げて鈴鹿の腿に乗ったまま、後ろ手に手をつき
奴は上体を起こし肘で体を支え
二人の間でそそり勃つ器官をこねくり回した
上司に見られている、それだけでどうにかなりそうだが
手の方は冷静に悦い所をまさぐり、一気に果てないよう徐々に高ぶらせている
鈴鹿が俺のそれを掴み、恥ずかしいほどの体液が滴るのを耐え
俺は奴の手に手を重ねた
部屋には俺達の荒い呼吸と濡れた器官を擦る音だけが響く
限界直前で鈴鹿が俺の腕を引き寄せ、今度は唇同士が触れ合うと
下も上も卑猥な軟体動物のように濡れ蠢き、接触に夢中になった
「課ちょ…、」
上司の首に腕を回し、唇を貪り
腰を押し付けながら俺は鈴鹿を押し倒した
背後を探り、鈴鹿のペニスを指先で確認すると
内側から熱い肉欲の塊が沸騰する
腰を少しずつずらし、鈴鹿をくわえこもうとして
俺の腹筋が引きつりそうになった
「…あのよ、」
「うん?」
「体だけは何回もあんたとヤッてるだろうが、
俺のその、
中身ってか、」
気持ち悦過ぎて馬鹿な事を言ってるな
鈴鹿に冷められたらどうしてくれる
「精神的には、…処女なんだが」
鈴鹿が屈託のない笑いを溢した
「お前のそういうところだよ、」
「な、なにが?」
体勢が変わり俺が下になった
下からの眺めも良かったが上から見下ろされるのも悪くない
俺の左足を抱えた鈴鹿が迫り、俺は反射的に奴の胸に手を当て
押し返してしまった
「あの、あの睡眠薬
あれ、俺んじゃねえんだ」
土壇場で何言い出すのやら、全く情けねえ
「そうか、」
気にせず、鈴鹿の体が密着する
「トイレで置きっぱにされてて、総務に渡そうと思って、」
黙れ俺
「…そのまま、」
間抜けな俺の口を鈴鹿が塞いでくれて助かった
鈴鹿の手が膝の内側に入り、大きく開脚させられ
俺は息を詰め鈴鹿にしがみついていた
硬いのか、柔らかいのか
不思議な感触だった
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