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シたい、とまんない。
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2人組を殴って気が済んだのか、僕の身なりを整えて手を引っ張って歩き出した。
「俺ん家、近いから寄ってって?」
有無を言わせない威圧さにコクコクと頷き付いていく。
でもイッたばかりで、少しの刺激でも体が疼く。
もっと...
「触って。」
「は?」
「え?あ、なんでもない!」
僕今...。やっぱさっきから僕変だよぉ...。
いつの間にか目の前には何階あんだろ..。
1、2、3、4...52...!?!?
タワーマンションかよ...。こいつ。、
「入って。」
何階だろうかと窓の外を眺めると、これ...一番上!?!?こいつ金持ち!?
驚きが隠せない僕をベッドに押し倒す。柔らかい感触が肌を包む。
下にはふわふわのベッド。
上には僕よりかは背の高い、蒼くんが。
押しても叩いてもびくともしない。
「え、蒼くん...?どうし...」
言い切る前にキスが降り注ぐ。何回も何回も。荒いキスが。
「んっ...え、ちょ...ふぁ...んむ...」
「んっ......」
抵抗する力もなく、非力な自分を恨んだ。こんな弱々しいっけ、僕。
「やっぱ、紺の目に狂いはなかった...か。」
紺って、あの、紺か。なんか言ったのかこいつに。
「シたい。」
猛獣のような目に捕らわれた僕は逃げられない。
蒼くんって、男子に厳しいって聞くけど。
「蒼くん...、男子と出来んの?」
「俺、別にどっちでもいけるタチ。したことないけど。」
「いやいやいや、僕男。女っぽいならできそうだけど僕、女の子らしくないよ?」
自分の体をまじまじと見つめ直してもなお、やっぱり男子。
「可愛い。うん。」
「ふぇ?」
ちょっと、理解ができないっす。
そんな僕を他所に、また続きが始まる。
「んん、ふぁ...あ...あ...。」
乳首って男子、感じるもんなのか...?
「んにゃ...だ...。舐めた...って...ふっ...なにも...。」
「そ?」
噛んだり、弾いたり、抓ったり...なんかムズムズする...。
「ひぃ...んっ...ひゃ...ん...あ...。」
「感じてるじゃん。」
次に蒼くんは、僕のモノに手をかけた。
「あ、蒼くん!...だ、め...。」
でもさっきのアノ快感が忘れられなくて...。
「蒼。くんはいらない。」
「わかっ...ひゃっ...。んっんっ...。」
「気持ちいいんだ...。」
「んぅっ...や...ぁん...。」
僕からこんな声が出るなんて、思いもしなかった。
「...っあ...あ...んあッッ!?」
生暖かいものにソレが包まれた。
「にゃ...あ...ん...舐める...なぁ...。」
ジュルジュル...わざと音を立ててるのか、静かな部屋に木霊する。
「これ、やばくない?ガマン汁っていうの?これ、溢れて止まんないけど...。」
「んひぃ...あ...んっ...。いうな...ぁ。」
後ろに異物感があった。
次々とくる、未知の体験に僕の頭は思考をやめていた。
「んっ...後ろ...なんか...変...。」
「あ、3本も入ってるよ?初めてでしょ?それでこれは凄いわ。」
「えっ...ぬいてぇ...んっ...あッッッ...かひゅッ...」
電流が走る。目の前がチカチカする。
「見つけた。」
”前立腺”
「なっ...にぃ...しょ...え...。」
「きもちいとこ。」
「もう入るか。」
「な、...ッッ!?」
言い切る前にまた目の前がチカチカした。
痛い、苦しい、辛い、嫌だ。
こんな感情がいっぺんに来るの...初めてだ。
「い"ッ"ッ"...」
さっきまでの快感とは打って変わって...痛みと苦しさその他諸々のマイナス感情が湧き上がる。
「大丈夫...もうじき...気持ちよくなる。」
ゆっくりと律動が始まった。
その度にジュポジュポと恥ずかしい音が僕から漏れた。
いつの間にか、僕は僕じゃなくなっていた。そんな気がした。
「ひゃぁ...ぁあ、ん...もっ...とぉ...」
「ね?言ったでしょ?」
「蒼ぉ...中すんごい、擦られ...てぇ...んぁ...やぁ...。」
「そんな言葉どこで覚えたのか知らないけど...。煽んないの。」
律動が早くなる。
パンパン、肌の打ち合う音が聞こえる。
ジュポジュポ...と恥ずかしい音と、
リップ音が止まらない。
「んっ、ちゅ、ちゅしたい...ぃ。」
「んっ...んっ。」
「ちゅぅ...しゅき...んっひぃぁ...イク...イかせてぇ。」
「んじゃ、可愛く誘ってみて?」
「む、無理...んっ...ぁ。」
「んじゃイかせれないかな。」
「やっ、やぁ...手、離してぇ。」
僕の根元をギュッと掴み、イかせないようにする。
それも気持ちいいんだけど、やっぱり...出したい。
次の瞬間僕はとんでもない言葉を声にした。
「蒼の...その...お、おっきぃおちんぽ...実の...おまんこに入れてずちゅずちゅって擦ってぇ...ハメて...いっぱい孕むくらい出してくだしゃ...」
「ばか...!」
「んあああぁ...ッッ、蒼蒼蒼、あぉ...!!出る出る...ビュッてしちゃうよおお...ッッ!!!」
.
.
おい、僕...何してた?何言った?
情事後、我に返ると隣にスヤスヤと寝息を立てる蒼の姿。
まって、僕のハジメテ。こいつに軽々渡しちゃったよ!?!?
「百面相。」
「あ、あ、えと...か、帰る!」
「終電ないけど。」
「泊まらせてください。」
「いいけど、体でね?」
「はああああ!?!?!?」
.
.
.
「蒼、お前...どんだけ...中出すんだよ。もう...。」
「ごめんって。掻きだすから。」
「んっ...んぅ...」
「お願いだから声出さないで!?」
「む、...りぃ...。」
「はぁ、終わったよ。我慢するので精一杯...。よく祐希耐えれたな。」
「なに?」
「別に?あ、僕...実ちゃん好きかも。」
唐突。
本当に唐突すぎて頭を悩まされる。
その後二人で学校に登校した。遅れることなく。
やっぱり、女子に囲まれて、笑顔振り向いてるやつを眺めれば、やっぱり、さっきの聞き間違いだなって、自分の中で思考を進めた。
「なあ、実...昨日家行ったんだけど...架ちゃんに帰ってきてないって言われたんだよね。実どこいってた?」
「ああ、隣町まで行ってて、終電乗り遅れたから友達ん家に泊まってたんだ。ごめんごめん。」
チラッと横目で蒼を見れば当の本人は机に伏して目が合えばニヤッと笑われた。そんでも周りの女の子に隠れてもう何も見えない。
「そ。連絡しろよな〜!返信もこねえし!心配したわ!」
「ごめんって!ね?」
「おう、実だから許す。」
その目は僕じゃなくて違う方を見据えていた。
誰を見てたかなんて知らねえけど、間違いなく僕を見ていたわけじゃなかった。
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