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Incontinence*(失禁ネタ注意)
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「ハル、明日業者来るって」
「じゃあ今日は二階のトイレしか使えないの?ほんとごめんね」
先日ハルがトイレにトイレットペーパーの芯をいくつか投入して流してしまい、見事にトイレが詰まった。試行錯誤してもどうにもならなかったため業者に電話したところ、作業できるのは明日かららしい。
現在トイレが使えないと言っても、元々この家には二階にもトイレがあるから心配することはまずないだろう。
「二階まで行くのめんどくさいんだよねー」
「部屋も二階だし別にいいだろ、お前が詰まらせたんだからな」
「ごーめーんー」
まあ、とは言っても使えるトイレが別にあるなら問題は無い。夏は水分補給を頻繁にするが、汗もかくしそこまで急いでトイレに入ることも無いだろう。
そんなことを思いながら2リットルのウーロン茶のペットボトルを傍らに置いて課題に取り組んでいた。賞味期限が近いから、今のうちに飲みきっておかなくては。残りは1リットル程度だろうから大した量ではない。
課題に取り組むこと一時間ほど。すっかりペットボトルの中はカラになっていた。
そろそろ休憩時かなんて思いながら伸びをすると、伸ばした腕を後ろからハルに掴まれる。
「おつかれ、勇也」
「ん、ああ…離せよ、邪魔すんな」
「まだなんかやるの?」
「このテキストあと2ページだけな」
ハルはつまらなそうに俺の首に腕を回して擦り寄ってくる。恐らく構って欲しいのだろう。
「いーじゃんそれくらい…俺と遊ぼうよ」
「ガキじゃねえんだから我慢しろ、2ページ終わったら相手してやる」
「勇也のケチ…」
ハルは頬を膨らませて部屋を出ていった。本当にガキじゃあるまいし、そこまで拗ねることはないというのに。
残り1ページとなった所で、急に尿意を催した。あれだけお茶を飲んだのだから当たり前だ。けれどキリが悪いから最後のもう1ページを終わらせるべく、膝を擦り合わせながらなんとか耐えてテキストをやり終える。
一階のトイレは使えないから、そのまま二階のトイレへ入ろうとするとカギがかかっていた。
「おい、ハル…早く出ろ」
「ん…勇也?ごめんね、ちょっと待って」
そんなに長くないだろうと待っていたのに中々出てこない。そろそろこちらの尿意も限界だというのに、一体何をしているんだ。
しばらく返事がないからそっとドアに耳を当てて見ると、中から僅かに喘ぎ声のような音が聞こえる。
しかも、俺自身の。
「何やってんだお前!早くしろ!」
「ナニってそんな…」
「うるせぇ!何見てんだよ」
「勇也が相手してくれないから、この前撮ったハメ撮り動画を…」
「なんつーもん見てんだ!消せ!」
トイレでそんなものを見て一人でしているというのか。道理で長いわけだ。
叫んだせいで膀胱が刺激されたのか尿意の波が押し寄せてくる。このままでは本格的にまずい。
「ハル…いいから、早く出ろ」
「待って…あ…勇也可愛い」
「早く出ろって!」
「も、少し…待って」
痺れを切らしてドアを蹴る。要するにこいつは俺が相手をしてくれないからこうしているのだろう。テキストも終わっているし、今なら相手をしてやらないこともない。
「ハル…俺が、相手してやるから…だから早く出ろ」
そう言った瞬間、さっきまでハルが粘っていたのが嘘みたいにいきなり扉が開いた。
「ほ、ほんと?」
「俺が入ったらその後に…」
俺がトイレに入ろうとする前に、ハルがガバッと俺に抱きついてきた。その勢いに思わず漏れてしまいそうになる。
「ばっ…バカ!なにしてんだよ」
「勇也も、本当は俺とシたかったの?」
「は?なんでそうなる…んうっんん!」
ハルに強引に唇を奪われ、その気持ちよさに力が抜けてしまう。慌てて力を入れ直すが、さっき1ページ分我慢したせいでほぼ限界だ。
「い、やだ…ハル、待って…むり」
「そんな顔して、誘ってんの?」
尿意を我慢している顔がそう見えるのだろうか。確かに体が熱くて息が上がっているのは情事中のそれに等しいかもしれない。
「ちがっ…ぁ…はる、も…おれ、我慢できな…」
もう我慢の限界で涙目にそう訴えると、何を思ったのかハルは俺の体を抱き上げ始めた。
「は?何、やってんのお前…やだ、降ろせ!」
「そんなに今すぐしたいんだ…ごめんね、気づかなくて」
「ちが…違う!待っ…あっ…ぁ」
ハルから離れようと足をバタつかせると、その振動にやられて少し出してしまったような気がする。咄嗟に止めるけれど、もう本当にこれ以上我慢などできない。
恥ずかしがる暇もなくぎゅっと自分の股間を両手で押さえ込んで震えた。
「勇也…?」
「も、やだ…降ろせ、ばか…!」
「ああ、ごめんね?」
ハルが手を離し床に降りた瞬間、しゃがみ込んだまま立てなくなる。相変わらず手はそこを押さえたまま動けなかった。
「どうしたの、もうそんなにやばい?」
「違う…ちが…」
もうこのままこうしていても仕方がない。意を決して立ち上がりその勢いのままトイレへ走ろうとすると、それと同時にハルにまた抱きしめられてしまった。
しかもハルは、後ろから俺のズボンを脱がし始めている。
「なに、して…やだ、はる!」
「辛そうだからここで一回抜いてあげようと思って」
「ちがっ…そ、じゃな…あっ」
ズボンがパサリと下に落ち、前にも進めなくなった。更に追い打ちをかけるように下着の上からそこを撫でられる。
最後のトドメに、ハルの手のひらが無意識に俺の下腹部を優しく圧をかけて押した。
口元を押さえ、ほとんど悲鳴のような声を上げる。
「ん、んぅ…!いや、いやぁ…っあ、あぁぁ!」
その刹那、静かに音を立てながら下着の中が濡れていく。次第にそれも抑えきれなくなり、下着の隙間から薄く黄色い液体が太腿を伝い勢いよく溢れ出す。
勢いが止まらず溢れ出るそれを、俺は涙を流しながら止めようと必死になるしかなかった。
「うう…うっ…う…だから…いった、のに」
「ご、ごめん勇也…」
ハルまでもが呆然としている。当たり前だ、もう高校生にもなったのに恋人の目の前でおもらしなんてしてしまったのだから。
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続きます!
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