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Back to…④*
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ハルの初めてなんて言葉に簡単に釣られてしまった。俺としたことが、なんたる不覚だろう。
けれど熱を持った目で切なそうにこちらを見つめる小さくなった可愛い恋人を前にして我慢しろというのは酷な話だ。
体を重ねるとかそういうのは抜きにして、捻くれてはいるがまだいくらか純粋なハルを撫でくりまわして愛でてやりたかった。
「男同士って、どうやってするの」
「その…後ろの、方の穴で」
「うしろって…アナル?」
こんな子に俗っぽい言葉を口にさせるなんて最低だ。いや、今のは勝手にハルが言ったのだが。
「うん、まぁ…そうだな」
「はいるの?ちゃんと…いたくない?」
「最初は痛いけど…って、いいんだよこんな話は。俺は大丈夫だ」
相手は子供だし、みっともない姿を見せてしまうようなことは無いだろう。今日は俺が優位に立ってハルを誘導してやるのだと思えば大丈夫だ。
「やる前にすることある?」
「ああ…その、後ろ解して…今日は俺が自分で…やるから」
言ってしまったからには自分でやるしかない。子供にここを触らせるのは可哀想だし、男とするとなると少なからず抵抗はあるだろう。
男が喘いでいる姿なんて、きっと子供は想像していない。今日は俺がしっかりしなければ。
「それ、見てていい?」
「ダメだ…恥ずかしいから」
「いいじゃん、見せて」
「良くない。今からするから…あっち向いてろ」
ハルは言われた通り俺に背を向けた。聞き分けがいいのは良いことだ。17のハルにも見習って欲しいところだが。
「ん…っう…」
できるだけ声を抑える。いつもハルが解すことが多いから、できるだけ入れやすいように自分でもよく解さないといけない。
でもハルはいつも前戯がしつこい。あそこまでしていたら11のハルに顔向けできないような気がする。
「…ねえ、なんかまたへんな感じする」
いきなりハルがこちらへ振り返る。俺はと言うと、立膝で前のめりになって自分のを解している最中だった。
見られた瞬間、顔がどんどん熱くなっていく。
「…そうやって、やるんだ…すごい」
「やめろ…見る、な…」
「そこ、きれいなの?」
「ちゃんと洗った…いいから見んなって」
今更指を止めるわけにも行かず、早く終わらせなければと指を動かして解していく。
「いつも洗ってるの?」
「ん…そう、だよ…」
「毎日洗うものなんだ…」
そう言われてまた顔が熱くなる。毎日洗っているということは、いつでも出来るようにしておくということだ。ハルがいつ盛るか分からないから、常にこの状態を保つのが癖のようになっていた。
「も…いい、から…準備」
「ボクはどうすればいい?」
「お前は何もしなくていい…そのまま、横になってろ」
ハルは言われた通りベッドに寝て、怖がっているのか着ているTシャツをぎゅっと握りしめていた。
そんなハルの上に跨って強ばった手を解いて握ってやる。不安げに俺を見つめるその目が可愛い。ゆっくりと腰を落として、それを根元まで飲み込んでいった。
「ん…怖いか?」
思っていたよりも大きい。できるだけ余裕を装いながらハルに尋ねると、ふるふると首を横に振った。
「動くから…痛かったりしたら言えよ?」
ギリギリまでゆっくり抜いていって、また深くまで腰を落とす。
ハルが気持ちよさそうに小さく声を漏らすのが愛おしくて、握りしめた手に力を込めた。
「んっ…ん、ハル、大丈夫か…?」
「きも、ち…これ、すごい…おにーさんも、きもちいい?」
自分のことを聞かれてつい狼狽える。あまり考えていなかったし、子供相手に感じたりしたくないと思っていたからなんと答えるべきか迷う。しかし意識してしまうと、中がハルのものを締め付けるように動いてしまった。
「いま、すごく中がきゅって、した…」
「う、るさ…ガキのくせに」
「あっ…まって、またでちゃう…おに、さ…」
このままハルをイかせてやろうと腰を早く動かす。自分も辛かったが、ハルより先に達してしまわなければ大丈夫なはずだ。
「ぼくも、したい…おにいさんに」
ガバッとハルが起き上がって上半身を抱きしめられる。嫌な予感がすると思ったがそれは的中したようで、そのまま俺がが下に敷かれてしまった。
この体勢で突かれたら自分でコントロールができない。このままみっともない姿を子供の前に晒してしまう。
「待っ…はる、やっ…あ、うごくな…ぁ」
「これ、きもちいい…うごくの、とまんな…あっ」
「あっ、やだ…はる、だ、め…」
ハルは俺の腰をしっかりと掴んで無我夢中に腰を動かす。いつものように緩急をつける訳では無いから、ひたすら激しく奥まで突かれる。
好奇心の塊のような歳だからなのか、ハルは全く止まる様子を見せなかった。
「おにいさん、きもちよさそう…うれしい」
「きもち、よくない…こんな、あっ!そこ、だめだ、はる…だめだって」
「ここ、擦るときもちいいの?」
「ちがう…っやだ、とまっ、て…おねが、あっあ、あぁ…んっ」
コツを掴んだかのようにハルは一丁前にいいところを突いてくる。そこまでされたら我慢なんてできない。声だって抑えたいのに、ハルを止めるように声をかけるので精一杯だ。
「おにいさん…ぼく、もうでそう…キスしよ」
「やだ、やだ…っこんな、で…あぁっ、ん、んん…っんぅ」
ハルにキスされると、さらに中が収縮する。それと同時にハルが腰を奥まで打ちつけ、温かいものが中へ流れ込んできた。
恥ずかしいことに、自分もそれで思い切り仰け反って達してしまった。
愛おしそうに首元に何度もキスを落とされて、ハルはそのままぐったりと俺の胸元に沈んだ。
子供に攻められて気をやってしまった。恥ずかしさに涙が滲むが、それでもハルが可愛くて頭を優しく撫でてしまう。
自分も眠たくなってきて微睡み始めると、急に中に入っていたハルのものが大きくなる。
いくら若いとはいえ早すぎないかと驚いてしまう。いつの間にか自分にもたれていた体も、ずっしりと重たくなった。
「ハル…戻ったのか?」
「勇也…?」
ハルの声はいつもより落ち着いているように聞こえる。体は逞しくて、いつも抱きしめてくれていたあの腕だ。けれど何か少し違う。
ハルはこんなに大きかっただろうか。さっき子供だったからそう感じるだけなのか。
何故かわからないけれど、いつもより色気を感じるような気もする。
「…勇也、少し若くなった?」
「ハル…?」
今度は、いつの間にかハルが10歳ほど大人びていた。
fin
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