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2月15日
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結局あのあと俺は気を失ってそのまま眠ってしまったようだ
朝起きた頃には優真はいなかった
ソファーで気を失ってそのまま今まで変な体勢で寝ていたから体が痛い
テーブルには昨日受け取った…厳密には受け取りそびれたお菓子が置いてあった
重たい体を起こしてそのお菓子に手を伸ばし袋の中身を確認すると焼き菓子とチョコが入っていた
多分手作り
「すげえ…」
これって他の女子からもらったものを俺に渡したとかそんなんじゃないよな
ちゃんと優真の手作りだよな
俺は焼き菓子をレンジで温め、ホットミルクも用意してお皿にお菓子を並べた
「器用だな…いただきます」
焼き菓子は中にトロトロのチョコが入っていた
えーと、こういうのってなんていうケーキなんだっけ…
俺はそういう分野に疎いから全然わからなかった
「ケーキの名前よくわからないけど美味しい」
今度、ちゃんと聞いておかないとな
ホットミルクを飲んでからチョコを食べる
「?!生チョコ…」
俺の好きなやつじゃん
すげえ嬉しい
え、なにこれ優真俺の好物調べたの?
下調べ済?
俺はいつの間にか、優真への愛が抑えきれないくらいに溢れていることに気がついた
「やっぱ好きだ」
今度こそ…
今度こそはずっと好きでいられますように
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