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それからそれから(2)
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「吉野ちょっと来ーい」
「なによ?」
「いいから来い‼︎」
松永を腕に抱きながら吉野をもう片方の手でどつきまわして洗面所に松永と吉野と3人で入った
「あーん‼︎⁇あたしも入りますーっ‼︎開けてぇええ‼︎」
「長野さあん‼︎吉野をどうする気ですか‼︎」
「モリクミ奥田やかましぃいい‼︎すぐ出るけんリビング戻れや‼︎」
洗面所の扉の前で騒ぐバカ2人を戻して吉野を小突く
「痛いじゃない‼︎なんなのよ‼︎」
「オネエ隠す気が吉野君なくなったよね.....」
あーこれも変わったことかな。散々文章では吉野がオネェぶっこきまくっとったけど一応男の振る舞いはしようとする努力はしてたんよね
やけどこいつ最近隠す気なくなっていつもオネエでしゃべりやがる
俺らが注意しても無理やね。短髪うすら髭のど腐れゲイになりよった。外見野郎の男がオネエでしゃべる破壊力はすごいぞ
「お前モリクミに俺らが自分たちのこと文章で出しとるとか言うてないやろーな⁈」
吉野だけは前にも書いたと思うけど俺らが自分たちのことを書いて知らんやつらに読ませてるっつーのを知っとる
吉野は俺らがここで書いとるのは知らんし教えるつもりもない。やけん吉野は読んだことないんやけどね
「言ってないし‼︎松永君に怒られるし‼︎」
「そう......じゃあ思い過ごしなのかなあ。モリクミ先輩が気づいて毎日読んでるんじゃないかと思っちゃった」
「それ想像しやすいな。あいつのことやけん俺たちのエロしとるとこだけしおりはさんでいやぁあああああーん‼︎とか言って暴れまくっとる姿が目に浮かぶぞ」
「だよね.....知ってるって僕たちに言ったら文章全部消されると思っちゃったりして言いたくても言えずに1人楽しんでいる姿が目に浮かぶ」
「なんの話よ⁈」
とにかく口の軽い隠し事が出来んクソガマ吉野から漏れてはないっと
俺たちの秘密行動や旅行も吉野経由で全員に話が回るっつー感じやったからね。お前モリクミにちくったらそのうすら髭引っこ抜いて髪の毛の毛根むしりとってハゲ散らかした頭にすっぞと思うとったが違ったようやな
吉野の頭に水平チョップかまして痛がるやつを置いて洗面所を松永と出た
「吉野大丈夫⁉︎一体何があった⁉︎」
「あったしが聞きたいんですけどー‼︎なぁあんで長野にどつき回されて水平チョップまで食らわないといけないわけー⁉︎マジ痛いんですけどー‼︎」
お前は女子高生並にぎゃあぎゃあうるさいがよく考えたらこの言葉を発しとるのが短髪色黒髭マッチョのゴリラだということを忘れてはいけない
俺と松永からしたら同じゲイでもありえんのじゃああ‼︎リアル過ぎてどんびくわ‼︎奥田はノンケっぽい爽やかメンズなのになしてこんなやつ選んだんだよ
男の趣味って分からねーーーーー
「まぁ僕たちの早とちりってことでよかったやん。ね?」
吉野の醜態見た後だと松永が天使に見える
「松永マジ大天使」
「はい?なんて?大天使?」
俺の言葉に松永が反応すると同時に
「松永君はー天使にもなるけど悪魔にもなるよー?」
リビングで顕微鏡覗いとる鎌やんがそげん言った
「黒松永くーんと白松永くーんが存在するの‼︎モリクミ存じあげてます‼︎松永くーんのそんな2面性存じ上げてあげてあげ倒してます‼︎やーん‼︎」
「.......モリクミ先輩顔近い。何を興奮しているんですかって、リックス何をしてる。動くな」
リックスがモリクミと松永の背後から腕広げてモリクミと一緒に松永捕まえようとしよった
松永はリックスだけには命令口調をよーしよるね
松永的にはリックスは自分の大学の後輩で留学の面倒見たった弟みたいな気持ち、お兄さんっぽいこと出来るのがちょい嬉しいっぽいけどリックスはぜんっぜんそげんこと思うとらんぞ。こいつは松永に甘えまくってからかって楽しんどるただのクソガキにしか俺には見えんのだが......
「お前らここに一列に並べや」
やかましいやつらをリビングに一列に並ばせて
「よしそのまま座って正座な。飯作ってやるけん騒ぐな」
「やーんっ‼︎」
「松永君と違ってあんたは鬼かっ‼︎」
「ひどいですよ‼︎どうして僕と吉野まで‼︎暴れてたのはモリクミさんとリックス君でしょう⁉︎」
「んだとぉおおお⁉︎奥田てめぇもゴキブリの彼氏らしくあたしに逆らうようになりやがって‼︎爽やか坊っちゃまでも許さないんだからーん。てめぇら今すぐここでぶっ潰す」
「えーー僕は静かにしてたのにー。暴れてないのにー松永君助けてよー」
「外人だから正座分かりませーん」
こん時の俺はこいつらほんとにやってしまいたいと思うとったっっww
「すぐご飯作りますからしばらくそのままで.....静かにして頂くと助かります」
「松永がお願いしてるそばからバトってんじゃねーよ‼︎」
モリクミと奥田吉野ペアが正座の姿勢で暴れよる
お前らはアホか
しょうがないけん3人正面からおでこを人差し指で押して後ろに倒しといた
「松永俺がこいつら見よくけん飯の準備してきていいよ」
「ありがと」
松永がキッチンに消えて俺はこいつらにお説教しとった
「お前らなーもうちょい大人になろうぜ」
それに対してお前が言うなの大合唱
「お前らぜってー許さねぇえええ‼︎」
「何を長野まで暴れとるん?お前も正座しとけ」
正座しとったやつらと半腰でバトってたらオタマ持った松永が背後に仁王立ちしとって俺を冷たい目で見下ろしとった
「ほらね悪魔にもなるっしょー?」
鎌やんがほらねってドヤ顔しやがる
「あの松永さんの冷たい視線すごいですよね‼︎肝が冷え冷えです‼︎」
奥田が俺に同意求めて来やがるが
「お前らのせいややろおおおがぁああああ。なんで俺まで怒られなならんの‼︎」
「長野ぉおおおお‼︎何怒鳴って騒いでるーーーん⁉︎ほっんきで僕怒るよ‼︎」
「ひっ⁉︎なんで俺だけぇえええ⁉︎」
こいつらのせい俺が何故か怒られること多いのは........これは前からやったかね
次回に続くっと
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