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拒絶っ
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「拒絶と松永の見た目なんか関係あるん?」
「大ありだよー」
「もったいぶらないで早く教えな‼︎あーんっ‼︎くそが‼︎」
「松永君って今でも拒絶よくするよねー?」
「よーしよるわ」
仕事ん時と「拒絶しないほうがよさげ?」っつー時はよそ行き顔でニコニコしよるけどそれ以外は知らんやつがいれば拒絶してる時が多いかね
「あれってさー松永君人の顔も声も全然見えてない聞こえてないんだよねー?」
「鎌やんそれちょい違うらしいが大体あっとるんかな?」
松永に拒絶してる時どんな感じなん?って聞いたことあるんやけど目で見て聞こえとるはずなんやけどなんも覚えとらんらしい。説明が難しいな.....どげん言えばいいかね?
松永も分からんみたいやけど目の前で人が話しとってそれを見て聞いとっても後で拒絶解除して思い出そうとしてもそいつの顔も話の内容もさっぱり思い出せんのやと。全然覚えとらんで次会っても気づけんらしい
「あーんっ‼︎松永くーんって拒絶してる時ほんと無って感じになるよねーっ‼︎悟っちゃって無の境地っ‼︎」
「それとも違うんだよねー‼︎バツーその答えはバツーぷっぷくぷー」
「んだとぉごるぁああああ‼︎てめぇえええむかつくんですけどー⁉︎マジであんた一回〆ていいかしらーんっ⁉︎」
モリクミの意見否定した鎌やんがモリクミに速攻キレられとるんやが鎌やんの言い方なんとかならんのかとたまに思うな
俺もぷっぷくぷーとかわけ分からんこと言われて否定されたらブチ切れる
「松永君のあの技術って言うのー?あれ誰も出来ないけど今までのことからあみだされたのかなー?僕にはそれがかわいそうだなーって思えるんだーなんて悲しい技術だー」
「あーん.......そうねー。あーしてないと生きていけなかったのかなーってあたしも松永君を見てるといじらしくてっ‼︎」
「違ぇーよ。松永があみだしたっつーのは違う」
「んー?」
「あーんっ?」
俺は知っとる
以前に書かれとるやろーけどあれ教えたんは松永の母ちゃんだ
松永が苦しまんように悲しまんよーにっつー感じやったんやろ?って俺は知っとる
全部忘れろっつって母ちゃんが拒絶すること教えたからクソマジメなガキの頃の松永はほんとに全部忘れてもーたんやろう。結局後になって母ちゃんが死んだ時の記憶で忘れとった部分思い出したわけなんやけどね
「まぁ辛いことあったんやろーけど.....鎌やんなして松永の拒絶が松永が若く見えるに関係してくるん?」
「ストレスだよーストレスー」
「ストレス?」
「松永君は今までの経験からストレス耐性高くなってると思うよーさらにーストレスがかかるかもしれない場面では絶対拒絶してるんだよー。ストレスは老化の原因だからねー」
「あーんっでもクソ鎌田ーん。松永君体調すぐ壊すしー前もよく倒れて入院したじゃないー。あれストレスだったんじゃないのかボケっ‼︎」
「あれも体が防衛本能を起こした結果だと思うなー松永君大事になる前に体が即反応しちゃうんじゃないかって思うんだよねー僕は松永君の拒絶がそれに関係してるような気がするー。体も拒絶してるんじゃないかなー」
「鎌やんの話がいまいち分からん」
「今までの中で入院するくらいに体壊した時っていつも退院してから拒絶してなかったー?それかー体壊した時って大体その後拒絶の状態に入ってなかったー?」
「あーんっ?そう言われるとーん⁉︎」
「ほんとや.....そう言われっと拒絶しとったわ」
「そう考えるとー松永君の拒絶って嫌なことから目をそらすものじゃなくって保護みたいな機能だなーって気づいたんだー。松永君の体にかかるストレスもなにもかも拒絶してー回復速度上げてるんじゃないかなーすごいバリア機能だーでも人間らしくないねーだから僕はかわいそうと思うしー松永君が好きなんだよー」
保護かぁ
死んだ松永の母ちゃんもそんな気持ちで拒絶教えた気がするんやけどそれがよかったのか悪かったのかは俺には分からん
そのせいで松永がずっと1人だった気がしないでもない
「それにプラスしてー松永君は勉強家だから人の体や栄養もよく研究してるよー松永君の部屋見れば分かるよねー?」
ああね......松永の部屋研究室っぽくなっとるのは知っとるけど俺がおらん時にあの部屋で何をしとるのやら
俺の分からん英語のラベル貼られたビンやら器具やらがあるが。んでよー分からん大量の本となんでか置いてある1人用こたつ見るとそこだけホッとするわ‼︎松永の部屋おかしすぎぃいいいい‼︎たまに怖ぇよ
「あーんっ‼︎松永くーん老化も拒絶ってるなんて素敵ーっ‼︎モリクミには真似出来ませんっ‼︎イケメン見ると心がっ‼︎心がかきみだされてっ‼︎どうにかなってぢまぁうぅうううものですからーっん‼︎特に松永くーんと長野くーんなんかは見て.....」
「モリクミしゃーしい(うるさい)。そうなんかね?鎌やんはそう考えるん?」
「じゃないー?松永君の見た目の若さはそれが原因だと思うなーあとは松永君の人生経験だねー子供の頃の愛情が欠乏してるからーたまーに松永君子供っぽい時ないー?それも若さの原因だと思うなー」
確かに電車乗ると外をえらいガン見して目で追ってる時あるけどそれが子供がよーする姿に見える時がある
「もらうはずだった愛情の欠乏も若さの原因だろーねー。モリクミー。子供の頃愛情を受けられなかった人って見た目が若いって研究なかったっけー?」
「あたしは知らないわーん‼︎お前がちゃんと知っておきなさいよクソがっ‼︎」
こいつらうるせぇ
「今は俺から愛情たくさんそそがれとるから。いろんなもん松永にそそいどるし」
「ぎぃいいいいやあああああ‼︎長野くーんっ‼︎な.長野くーんっ‼︎松永くーんに何をそそいでるんですかーんっ‼︎いったい何をっ⁉︎いやぁあああ‼︎」
「お前今何を想像してるーんっ⁉︎お前今頭の中で俺らの何を想像してるーんっ⁉︎」
「きぃいいいいやあああ‼︎長野くーんが松永くーんにそそぐだなんて‼︎いやぁああんっ‼︎」
「モリクミぃいいいい‼︎お前はぁああああ‼︎」
アイアンクローでモリクミの顔面をホールド&締めつけ
「長野くーん痛いのーっ‼︎」
「お前なぁ......ぜーったい俺らのエッチの場面想像してたやろ」
「やーんっ⁉︎どうしてっ⁉︎どうして分かるんですかーんっ⁉︎はっ⁉︎やっぱり通じ合ってる....通じ合ってる?通じ合って.....ぎぃいいああああ‼︎」
「お前何をさらに興奮してるーんっ⁉︎この女ぁあああ‼︎」
こいつ.....余計な妄想さらに頭の中でひろげてたに違いねぇ
「長野ー来たよー」
「こんのクソどもがぁあ‼︎」
「モリクミさんっもいたんですね‼︎って⁉︎ぐはぁ‼︎」
ちょうどそん時吉野と奥田がドア開けて入って来たんやけど興奮しとったモリクミにタックルされて吹っ飛ばされてドアにぶつかって押しつぶされとった
「ドア壊れたらお前ら弁償やけんな」
「お前らーって何よ⁉︎モリクミでしょ⁉︎らーってなんなのよ‼︎あたしたち何もしてないじゃない」
「オネェぶっこくなゴリヒゲマッチョのクソが」
「長野に言われたくありませーん。筋肉バカには言われたくありませーん」
「長野さんひどいですよっ‼︎最近俺らに冷たくないですか⁉︎」
「いや最近じゃなくてお前ら来てる時から俺はお前らに冷たいけんな。松永がおるけん許されとったかもやけど今日はおらんけんお前ら覚悟せーよ」
「あーそう言えば今日は松永君いないんだーおいしいご飯食べられないじゃないかー」
「えっ⁉︎松永君いないのっ⁉︎あたしたち帰るわ。奥田帰りましょ」
「そうだね‼︎松永さんいないとご飯もないしここにいてもしょうがないしね‼︎」
お前ら.......
「モリクミやってしまえ」
「あーんっ‼︎はーい」
「鎌やん俺らも暴れよーw俺今すんごいムカついてんだわwお前らマジ許さねーww」
「えー⁉︎えー.....僕は帰るよー」
「鎌やん逃げんな。帰すわけねーだろうが」
そっから俺たちの家でバトルロワイヤルが始まり部屋ぐちゃぐちゃ。壁紙破れーのコップ割りーの家具の足折れーの
「お前らタフ過ぎんだろ.....」
「なんでこんなことになったのよ....あたしたちなんもしてないじゃない痛ーいんだけど」
「みなさん本気で殴るのやめてくださいよ‼︎俺も吉野もみなさんみたいな化け物じゃないんですからっ‼︎」
「黙れ化け物クソガマカップル」
「ひどいよーでも面白かったねーあははは僕たち生きてるねーすごいよー」
「クソ鎌田も黙れっ‼︎あーん暴れたらお腹空いたーんっ‼︎でもでも‼︎モリクミ久しぶりのガチンコに体がっ‼︎動かないのーっ‼︎あーんっ松永くーん助けてぇ‼︎」
「松永福岡だっつーの。俺もお前らといるより松永といたいわ.....一緒に福岡行きゃよかった」
そのあとやつらと「痛ぇー」言いながら出前取って飯食った
帰って来た松永に
「どーなってるーん⁉︎」
と部屋の惨状を聞かれて
「なんかさ、いや、あれだ、ほらなんかさ」
とうまい言い訳もすっとぼけも出来んでこれでもかっつーくらい怒られたのでしたとさ
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