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フライデーナイト
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「また三バカがおるんか.....」
会社終わって家の玄関入ったら見慣れた靴あって俺がっかり
明日が土曜で休みっつーのになんでフライデーナイトフィーバー‼︎エッチやりまくれるぜヒャハーっ‼︎な夜を狙い打ちして来るんだよ
松永も家にあげんなよ....
「あーんっ‼︎長野くーんっ‼︎お邪魔してまーすっ‼︎」
「ほんと邪魔なんだよてめぇ」
「あーんっ⁉︎」
リビングの空間狭く感じるデカさに成長しやがって‼︎ラタンがモリクミの膝に乗っとったけど捕獲された獲物みたいな絵になってんじゃねーか‼︎
「長野機嫌悪いじゃーん。どうしたのよー」
「黙れド腐れクソガマオネェ野郎っ‼︎お前がしゃべると腹立つ」
「ひっどーい‼︎なんでそんなこと長野に言われないといけないのよっ‼︎奥田も仕事終わって来るから」
「ド腐れクソガマカップルで襲撃して来るんじゃねーっ‼︎てめぇら存在がドギツイんだよっ‼︎」
吉野も薄らあご髭ガチムチ日焼けクソガマになりやがってリビングの空間狭く感じさせやがる‼︎
このクソガマの彼氏奥田はまだノンケ風味あるが最初の頃に比べると確実に奥田もゲイゲイしくなりよる
「長野くーん。アハハハハハハ」
「なんがおかしいんか鎌やん」
「アハハハハハハ怒ってるなーって。長野君の怒る姿が面白くてーアハハハハハハ」
「この野郎......」
サイコパスがっ‼︎
「お帰り」
「俺の癒し...ただいま」
キッチンから出て来た松永に抱きついてほっぺにチュッチュ
このクソ状況にげんなりしとる俺を慰めてもらおうにも
「ぎぃいいいやぁああああ‼︎やーんっ‼︎」
「はい今日のおのろけ頂きましたー」
「アハハハハハハ」
外野がうるせぇえええ‼︎
「お前らせからしゃあああ(やかましい)‼︎」
「帰って早々何を怒ってるの.....」
「こいつらおるけんやろー⁉︎なんでおるとって‼︎」
「ご飯食べに来たいって言うからどうぞって。リックスと戸田君と奈々子ちゃんも遊びに来るって」
「戸田と奈々子だけでいいやーんっ‼︎」
久しぶりの名前やけん分からんやつの為に説明すると戸田と奈々子は俺が通った大学の時の親友で2人結婚しとる
女の子産まれてバリかわいい
書いとらんかったけど俺と松永でお互いの家行き来しとってその子が俺と松永にもよーなついとる
戸田と奈々子の子見とると松永との間にガキ欲しいなー育児2人でしたいなって頭をよぎる
無理やけどね
「あーんっ‼︎全員じゃないですけどーんこんなに集まるの久々じゃないですーっ⁉︎奈々子嬢子育てで大変みたいだしーっ‼︎」
「歩き回るよーなって目が離せんらしいからな」
んでまずクソガマの片割れ奥田が来てクソ外人リックス来て最後に戸田と奈々子が来た
もちろん子連れてな
俺と松永もそうやけどみんな戸田と奈々子の娘にメロメロ
じいちゃんとばあちゃんが孫見る気分ってこんな感じなんやろなっつー感じ
全員の膝の上を行き来して可愛がられとったけど松永と俺はよー会って遊びよったけんよりなついとった
「やーんっ‼︎長野くーんと松永くーんが育児ってるーっ‼︎写メ写メっ‼︎」
俺と松永2人であやしながらご飯食べさせよった
「松永君。○○のご飯まで準備してもらってありがとう」
「ううん」
○○っつーのは戸田と奈々子の娘の名前なんやけど軽くキラキラネームで代わりになる仮名が思い付かんけん○○でww俺らも仮名なんやけどね
戸田と奈々子の本名で途中まで書きよって仮名忘れとったから前書いたプロフィール読み直して修正した
奈々子が赤ちゃん産まれてからは松永がなんでかベビーフードの作り方ネットで調べたり本買って奈々子の家によー手伝い行っとった
人間嫌い言う割には子供は好きなんやろーね
戸田と奈々子がゆっくり食事出来るように俺と松永とリックスで○○の相手しよるそばでモリクミはデジカメまで取り出して俺らを撮影しよった
「.....なんで僕に抱きついてるわけ?」
○○膝に乗せてあやしとる松永に両側から俺とリックスが抱きついとるっつーね
「リックス‼︎てめぇ松永に抱きついてんじゃねぇええ‼︎ぶちのめすぞ‼︎」
「松永兄ちゃんいい匂い....」
「お前ぇえええええ‼︎」
こいつもー‼︎ノンケのはずなのにー⁉︎松永にぜってー惚れ始めとるーっ‼︎吉野鎌やんも惚れさせちまった前科あるけんなー.....津島のおっさんも松永に絡みたがっとるみたいやしノンケ狂わせる見た目もやけどひきつけるなんかが松永にはあるんやろうと思う
松永本人は俺以外好きにならないって分かっとるし松永は心変わりしないって自信あるけどせんでもいい心配するんよなあ
戸田と奈々子と○○の前やけんイライラしとるのを隠しとった
全員が帰って松永と2人になった時
「エッチしようか」
って松永から誘って来た
松永から誘って来るのって読んでるやつは知っとるやろうけど珍しいし大体俺が落ち込んでる時かなんかあった時やんね
俺がずっとイライラしとったのを松永だけ気づいとったんやろう
俺の頰両手で包んで何度もキスしてくれた
癒される
「ねえ長野」
「ん?」
「僕ラッキーだよね」
「なんが?」
何度もキスしてくれながらその合間に松永がしゃべる
「好きな人見つけられてこうして一緒に生きてることが。僕はすごくラッキーなんだなって思う。」
「そだな。俺もバリラッキーやね」
「長野と会ってしばらくして孤独と寂しさ知った時は死にたくなったんだけど」
それって俺が浮気した時のことだよな.....
「でもこうして長野がそばにいてくれて嬉しい。会社の人よりも周囲の人よりも誰よりも僕は幸せだって言えるよ?だから長野僕のことで怒らないで」
「分かった。気づいとったな」
「うん。多分......その怒るの他にも原因あるよね?気づいてるんでしょ?僕の目が悪くなったこと。津島先輩から情報が来た?」
「いやお富さん経由。津島のおっさんと緒方からお富さんに話行ったらしい」
「そう。先輩たち僕の健診の結果を見たんだろうね。長野の様子が最近おかしかったから気づいてしまったんだろうなって」
前書いたけど松永の目がまた悪くなったっつーことを松永はキスしながら俺に言い含めるように優しく言うた
「長野が心配そうに僕を見つめたり見守る感じがしてたから。だから余計に過剰反応してるんだろうなーって。大丈夫。僕の目がはまだ大丈夫だから」
「ほんとか?俺を安心させる為に嘘つくなよ?」
「嘘じゃないよ。だから心配したり不安にならんで。みんなにイライラせんで。お願い。大丈夫だから。長野のこと愛してる」
「俺も松永のこと愛しとるよ」
ベッドに横たわった俺の上に松永が上になってキス何度もしてくれたけどなんでこんなに癒されるんだ
「重くない?」
「全然重くないわ。むっちゃ癒される」
松永の背中に腕回して抱きしめながらベロチューしよったらエロな気分よりも穏やかな気分になりよった
んがやっぱそこはエロしようっつーことでキスから脱却してその先を狙うんやけど
「お尻ワシワシしないで」
背中に回しとった手を松永のお尻にやってキュッとしたプリケツをモミモミするのを松永が嫌がりよる⁉︎お前ぇえええ‼︎今さっきエッチしよう言うてくれたやないかーーーっ‼︎
「キスだけですごく満足」
「キスするの好きやけど‼︎けど‼︎俺がそれだけじゃ満足しないんだよぉおおお‼︎」
ゲイでなイチャイチャするだけで満足するやつのことをバニラって言うんやけどゲイの中には結構いるらしいんよ
特に若いやつらに多いらしい
俺らもまだ若いけどなーっ‼︎
松永が前々からキスと抱き合うだけで満足しちまう方やけんバニラなんやろーなーとは思うんやが付き合っとる俺はガッツリ松永とやりたいんよ‼︎
「えとこれ以上先やっぱりやるの?」
「ったりめーだ‼︎誘ったの松永やん⁉︎」
「そうなんだけど....長野もう元気そうだからこの先はいいかなと」
「俺の息子今バリ元気なっとーの分かるやろー⁉︎」
「いやそっちじゃなくて....はぁ」
「服脱いでくれ」
「はい.....」
「いや俺が脱がす‼︎」
「どっちなんよ....」
土曜の明け方まで寝ずにお楽しみでしたねっつー感じで何回もやらせて頂きましたゴチ‼︎
「最近性欲増してない?」
「んー?そうかー?」
「絶対増してると思う。前は長野イッた後少しは休憩くれたけどイった後も攻めてくるよね。おかしいんじゃないの⁉︎」
「彼氏に向かっておかしいってどういうことだよ⁉︎」
「だって奥田君と吉野君そんなん無理って言ってたよ.....3回連続でイクって。その後少し休憩してまたやるって無理だよって」
あいつらぁあああああ‼︎
余計なこと松永にまたぬかしやがって‼︎
次会ったらぼてくらす(ボコボコにしたるわ)‼︎
そんだけ松永のことスキスキー
松永とのエッチスキスキーってことやね
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