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すまんね
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えらいこと放置してすまん
松永が倒れてこれ書いとる場合じゃなかったんよね
正月休み明けてからやと忙しくなって書けんくなるし今日までに書いとかないかんと思ったんよね
正月休みが俺ら28からで29日に俺の実家の福岡に一緒に帰省して実家でゆっくり出来るけん俺と松永でこれ更新して行こうって話をしとったんよ
んで松永と一緒に福岡帰って一息ついて天神に買い物出たんやけど人多くてさ
松永がきついやろうと思ってベンチに座らせて俺1人で買い物して戻ったら松永が倒れとって人が周りにおったんよ
周りの奴の話聞くと松永が立ち上がって数歩歩いたら意識失くして倒れたって話で
周りのやつらが声かけ続けて松永が意識取り戻したらしいんやけど朦朧としとったらしくて
後から松永が言うには視界も見えてなかったんやと
救急車を施設の人間がすぐ呼んでくれたんやけど繁華街の中でなかなか到着せんでさ
「松永‼︎」
「長野......ごめん。気持ち悪くなってトイレ行こうとしたら急にめまいがいして気持ち悪くなって」
「しゃべらんでいい‼︎」
呂律が回ってないけどそげん事を松永が一生懸命言いよった
施設の人間が持って来たおしぼり口にあててえずきながらそう言った
倒れた記憶がなかったんやと
今までも倒れた事はあったけど記憶がないのは今までなかった
顔色悪いしまだ意識が朦朧としとるみたいで松永が床に横になっとったんやけど救急車呼んどるって施設の人間が言ったら松永が苦しそうにしながら「嫌です.....」って拒否しやがる
「救急車は呼んでますのでその後病院に搬送して頂くかはお決めください」
って施設の人が言う言葉に松永もぐったりしとって反応出来んくなった
んで救急車が来て松永が担架に乗せられたんやけど「搬送はして欲しくない」みたいな事を救急隊の男に言いよる
「とりあえず救急車の中で」って救急隊の男3人と俺で松永を説得して救急車の中に入って
まだ話がうまくできん松永の代わりに救急隊のやつに住所やら生年月日聞かれたのを俺が答えよった
「血圧と心電図と熱とらせてください」
って腕に巻く血圧のは松永言われるがままされよったんやけど上の服のボタン外されてわきに挟む体温計と、上半身に貼る心電図のやつを拒否しようとしやがる。恥ずかしいけんやろうけど
「松永っ‼︎」
俺が一声かけたら諦めてまたぐったりしたけど救急隊のやつが松永の手首の脈も取りよって
「血圧上が80ないんですよ。脈が弱い。病院にこのまま向かうのがいいです。本人が嫌と言うなら僕たちは無理に連れていけないんです」
「連れてってください‼︎」
「嫌です」
松永が少し意識が戻って拒否しやがる
「大丈夫ですか?」
「はい。意識もしっかりして来ましたし今ならめまいと吐き気も落ち着いて来ました」
「ですが血圧が低過ぎるんです。今は横になっているから大丈夫と思っても立ったらまた倒れるかもしれません。何か今まで病気をした事や薬を飲んでいますか?癲癇(てんかん)をお持ちですか」
「いいえ。もう視界もはっきり見えていますし大丈夫です」
「倒れた時に頭と首を打ってませんか?触ってもいいですか?」
「はい」
しっかりした口調で松永が話し始めて救急隊の男3人の説得に応じん
松永の見た目もあるんやろうけど子供に言い聞かせるように救急隊の兄ちゃん達が松永に優しく言うんやけど松永恥ずかしがってる場合じゃねえだろぉおおお⁉︎お前何拒絶かまそうとしとるーんっ⁉︎
兄ちゃん達も松永のかわいらしさに困惑しとるかもやけどお前ら野郎ならもっと強く言うやろぉおお⁉︎何を甘々な対応しとるんかって⁉︎強く言えやぁああああ‼︎
救急隊員のやつらだけじゃなく俺もあの時もっと強く言って病院に搬送させればよかったって後悔しとる
「まだ視線が定まってないように見えますし冷や汗をかいてますね?」
救急隊の兄ちゃんが松永の服の中に手を突っ込んで心電図のやつ剥がしながら言う
お前松永の素肌にシレッと触ってんじゃねーよ
心電図のパッチだけ剝がせや
そしてお前松永の顔に顔バリ近過ぎ
と冷静な今思った
あん時は俺も動転して思わんかったけど
「大丈夫です。連れもいますので休憩しながらゆっくり帰りますので」
「松永って‼︎」
「お願い。帰りたい」
松永が悲しそうな顔してお願いして来るのを俺は押し切れんかった
救急隊の兄ちゃん達もそげんウルウル瞳の松永になんも言えんくなった
「本人がそう仰っているので.....とりあえずもう1回血圧はからせてください」
血圧はまだ低いと兄ちゃん達がボソッと言うけど病院搬送のことは言わんかった
説得を諦めてた
「ちょっと立ってみて様子みましょうか。立てますか?」
「はい」
「柵があるんでぶつからないように気をつけてくださいね」
救急車の中で松永が立ち上がってどうもないって救急隊員に言いやがる
俺も救急隊員も信じてないんやけどね
松永が頑固に病院搬送を拒否るけん諦めた
「どうやって帰られますか?」
「タクシーで帰るんで。あんな状態やけん歩かせられんけんですね」
「それがいいです。また倒れる可能性が高いです。もし倒れたらすぐ救急車呼んでくださいね」
「忙しい時にほんとすんません」
「いえいえ」
俺と救急隊員と話しよった時に松永も
「ご迷惑おかけしてすいません。ありがとうございました」
って言うたら救急隊の男3人なんでか中腰で松永の顔覗き込んで満面の笑みで
「大丈夫ですよ。何かあったらすぐ呼んでくださいね」
ってお前ら俺と温度差あり過ぎじゃね?
なんかお前らの態度がモリクミとかぶるんだがお前ら松永の顔に見惚れてねーか?
って冷静な今思ったわ
んで帰ってから
「お前病院行けや」
「嫌」
で離れで軽く揉めて
松永が心配するやろうけんってどうしても内緒にして欲しい言うけん俺の家族には言わんかったけど明らかにまだ松永の様子がおかしい
「少し疲れてるだけやけん。寝たら治る」
で5時間位寝てたんやけど起きて普通に戻った言うけど俺からしてみるとなんか様子がやっぱまだ本調子じゃなく見えてな
「おい。お願いやけん病院行こうぜ」
「大丈夫だよ。ほらもうフラフラしてないし」
「でもお前本当は体がきついんじゃないん?」
「.......大丈夫」
「嘘こけ」
抱きしめて説得するんやけどどうしても行かんっていう
「なんでそんな拒否するん?」
「だってどうもないけん」
「お前ほんとは検査してなんかが見つかるのが怖いんじゃないん?」
「......大丈夫だから。ほんとに大丈夫だから」
俺の胸に顔うずめてそう言うんやけどさぁ
松永がまた横になったけん
東京におる津島のおっさんに連絡取って話した
東京に戻ったら松永の仕事をセーブさせる事を約束させた
しばらく正月休みやけん松永とずっと離れで一緒に過ごした
たまに外に2人で散歩行く以外は外に出らんかったな
とにかく松永の体調を万全にせないかんかったし心配でしょうがなくてな
東京戻るのを伸ばそうって話もしたんやけど俺がそれが出来んけん俺だけ戻って松永を福岡の俺の実家に残すのを松永が嫌がった
「一緒にいたい。長野といたい」
「俺も一緒におりたいけどお前まだ体おかしかろ?飛行機大丈夫なん?津島のおっさんには俺から言うけん休んでいいんぞ?」
「長野と帰りたい」
んで飛行機で帰って来て今は俺達の家に戻って来とるんやけどやっぱ松永の体調よくないっぽいんよね
普段通りに見えるんやけどなんか違うくて
ネットとかで俺なりに松永の症状で調べたりしてるんやけどやっぱ病院に連れて行きたい
松永が絶賛断固拒否中なんやけど
津島のおっさんは松永の出張案件ストップさせて1人現場の仕事にならんように同行の人間をつけるように手配しとるらしいけどその前に大学の先輩&上司権限で松永が会社出て来たら即松永と話し合いで病院に行くよう説得するって言いよった
俺が説得しても泣きそうになるけんさー
俺そげん顔した松永に強く言えんのよ
津島のおっさんなら松永はそげん弱い自分を見せんし説得に応じるんやないかなと思うんよね
俺が身近過ぎるけん第三者の方が素直に言うこと聞くんやないかと思ってさ
これ書いとる時も松永はベッドで寝てるんやけど明らかに寝てる時間が長いっつーかお前意識が朦朧としてね?それ眠気じゃなくて朦朧として意識が薄れてそのまま寝てるんじゃねって思う
やけんねほんとはこれ書いとる場合じゃないんやけどずっと放置も出来んし松永が寝とる間俺もどうしていいか分からん
なんか苦しくてぶちまけたくなって
モリクミ達には言えん
顔が見えんやつら(ほんとにすまん)ならなんでも話せるし弱音吐いてもいいやろうって
ほんとにすまんね
やけん今はこれ以上書けんの
ほんとすまんねもうちょい待っとってくれ
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