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男の指*
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犬みたいだ。
しかも、発情している雌犬。
黒滝はそう思った。
今思うと、この2人の主従関係は此処が原点なのかもしれない。
「マスターのここ、早く触ってみたい……」
ボソッと呟いたカイトに、黒滝は眉を顰める。
抱き付いた姿勢のまま、足の間に擦り寄ってくるカイト。
そうされて、欲を我慢しろ、というのもおかしなことで。
「今日、この後用事があるから」
それはやっても良いけど、早く終わらせろよ? の意。
少なくともカイトはそう捉えた。
「マスター……」
うっとりした表情で、黒滝の股間を見つめる。
もちろん、黒滝は男の経験などなく、男にしてもらうフェラだって初めてだ。
何でこんなことになったのだろう。
そんなことを考えながら、事の成り行きを見つめていた。
カチャカチャとベルトを外す音。
カイトの、男にしては繊細な指に、視線を向ける。
ズボンを少しずらされ、ボクサーパンツの上から、形を指で撫でられた。
「マスターの、逞しい…です」
正直、少し吹きそうになった。
逞しいってなんだよ、逞しいって。
ていうか、どこでそんな言葉……。
何だか嬉しそうな顔で撫でているカイト。
そんな彼を見て、黒滝は変な気持ちになる。
「あのさ、用事。……あるんだけど」
急かす様に告げると、カイトはその男根に頬を擦り寄せて来た。
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