アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
15
-
光「晴人…澪…?」
家族で食事を食べたあと、光は地下に来ていた。
晴人「光様?どうかされました?」
すぐさま目の前に来た晴人。
光「青井家のお礼を言いたくて…」
誘拐されてからの今まで、ずっと、助けて貰ったから…
お礼が言いたかった。
澪「左様でございますか。お礼などよろしかったのですが。」
そして、あとから遅れてきた澪。
光「ううん、晴人と澪には小さい頃からたくさん助けて貰ったから…あとで桃の間に…青井家にいた使用人たちを呼んでくれないかな?」
まさか、使用人まで仲間だとは思わなかったけど…
晴人「…かしこまりました。至急、お呼びします。」
澪「光様は先に言っていてください。私たちもあとから行きます。」
あと一つ、聞きたいこと。
光「で、その前に。地下で何を調べていたの?」
鋭い目、鋭い声。この顔は。晴人も澪も逆らえない。
ふわふわした無自覚天然だけどこういうところは鋭い。
そう言えば修造様と加奈子様がいっていた。
光は柊家、最強の人間だって。
「「っっ…」」
息を呑む音が静かな地下室でいつもより大きく聞こえた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
21 / 23