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「あー……その。光希くん?どうしてこんな事になっているのかな?」
「僕にも分からない……」
僕は今、また遊園地に来ています。
今度は男の格好です。
「山吹さんがこれをってくれたんだけれど……」
日下くんの手には遊園地のチケットが2枚。僕と日下くんの分だそうです。
そして僕の携帯には姉ちゃんからメールが1通入っていました。
『前のやり直し!プリンスにとったらその方が良いでしょ?頑張ってね、光希!』
……全く姉ちゃんの行動は理解出来ない事ばかりです。
「とりあえず、行こうか?」
「うん……ごめんね付き合わせて」
僕は日下くんと遊園地のゲートへ入って行きました。
楽しそうな音楽が鳴り響いていますが足取りは重いです。
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