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ぼくだけ。 朔視点(朔×亜希)
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ぼくの亜希さんはとっても可愛い人だ。
どう可愛いのかというと、笑顔とか頑張り屋さんなところとかちょっと危なっかしいところも全部全部可愛くて、愛おしい。
「朔くんっ」
て呼びかけてくれるたびにぼくの心はいつもいっぱいになって、亜希さんから目が離せなくて…
好き…大好き…愛してる…
でもそんなんじゃ足りなくて…
「亜希さんの世界にはぼくだけがいればいいのに…」
暗い感情がいつしかぼくの中にずっといるようになった。
亜希さんには笑っていてほしい。
みんなから好かれていて、いつも誰かがそばにいる。
あんな素敵な人なのだから当たり前なことだけど…
それでも…ぼくだけの亜希さんが欲しくて、
亜希さんの中にはぼくだけがいればいい。
ぼくしかいらない…
「亜希さん。」
「っ…あ、はっ…さ、朔くっ…もうむ…あああっ」
ぼくの下で亜希さんは荒い呼吸を繰り返す。
涙諸々でグチョグチョな顔をなめてあげれば驚くくらい亜希さんは反応した。
ぽろぽろ雫を流すその瞳にはぼくだけが映っていて…それがぼくの心をたまらなく満たした。
「うっ…ひっく…もうや、やだぁ…」
なんて子供みたいな亜希さんにぼくの興奮は止まらなくて…
「可愛い…」
どうしてこんなに可愛いのだろう…この人は。
「やっ…まっ…お、おっきくしな…でっ」
質量が増したことに苦しそうな亜希さん。
「亜希さんが可愛いのがいけないんですよ。」
そう口付けようとすればふいっとそらす亜希さん。
へぇ…まだ拒むのか。
なんて、悪いぼくがあらわれる。
「亜希さん。こっち向いて。」
驚くくらい優しい声がでた。
「や…だ。」
この人は…
そんなことしても可愛いだけなのに…
ぼくを煽っているとも知らずに一生懸命拒む亜希さんの顔を掴み無理やり目を合わせた。
「っ…や…だぁ…」
亜希さん…亜希さん…亜希さん亜希さん亜希さん
「ぼくを…みて。」
貪るような深い口付けを落とす。
「あっ…ふぁ…ああ…んっ…んむ…んん…」
亜希さんはとても甘くて柔らかくて…
驚き開いた唇に下をねじ込み口内を犯した。
亜希さんはこんなときでも優しくて、ぼくを噛んだりしない。
「あっふぁ…んっ…んんん…」
ただひたすらぼくに身体を預けて、感じている。
長い長い口付けを終えると亜希さんはどさっと僕の腕の中へ倒れた。
「はぁ…は…やっ…ていった…のに…」
荒い呼吸の亜希さんをぎゅっと抱きしめる。
「すみません。」
「…は、はぁ…は…ん。」
え?
不意に頬に何かが触れた。
「亜希…さん…?今」
「お…かえ…し。」
思わぬ亜希さんの行動に頭が真っ白になり、ぶわああと胸がいっぱいになる。
「亜希さん…亜希さん亜希さん亜希さんっ!」
「や…も…落ちつ…ひゃああっ…」
細く可憐な腰を掴み、抱き上げる。
「ま、まっ…てえ…あああああっ」
そのまま最奥まで突いてあげると亜希さんの身体は大きく後に反ってしまう。
感じているのは嬉しいがそれでは離れてしまう…
グイッと亜希さんを引き寄せ、強く抱きしめた。
身体が反らせず快楽を逃せなくなってしまった亜希さんをさらに攻めればビクビクと腕の中で感じていて…
「やっ…離し…てえええええあっああ…も…イキたくなっあああっ…」
亜希さんの好きなところを強く擦る。
それだけで亜希さんはもう出しすぎて色のない熱を吐き出した。
「…あっ…はぁ…はぁ…」
「亜希さん。好き…大好き…」
疲れ果てているその身体…顔にたくさんの口付けを落とす。
ぼくの印は亜希さんの身体にたくさん咲いていてぼくだけの亜希さんなようで嬉しかった。
「も…わかったからあ…」
意識を手放す手前、亜希さんはそう呟いた。
それは一体どういう意味なのだろうか知りたかったけれど…
「ごめんなさい。無理ばかりさせてしまって…」
安らかに眠る愛しい人。
この人がそばにいてくれるだけでぼくは…
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