アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
12
-
「ヤッ…!あっ、出ちゃ…ッ」
「おいおい、随分早いな?いいぜ、イケよ。出るとこを見ててやる」
腰を大きく前後させ、その動きに伴って弄んでいた指が今度はオレの竿に巻き付き扱いてくる。
(最近ヤってなかったから溜まってたんだ。じゃなきゃこんなに追い立てられるはずがない。いつも主導権を握るこのオレが…)
言い訳は上り詰める程に浮かんできて、その度に射精欲が増す。
「ぅ…あッ!ダメ……っ、もうダメ…!イク──っ」
一瞬頭の中が真っ白に霞んで息が止まる。
そして次に感じたのは自分の腹に熱いものが溢れた感覚だ。
「あ……ッ、あぁ…」
脳みそがドロドロに溶けて脳内で繰り広げられていた計算も思惑も全て消えてなくなる。
快楽を得た後はいつもこうなる。
でも今夜は少し違った。
「すげー出たな。しかも濃いやつ。オレのペニスはそんなに気持ちいいか?」
どこまでもバカにした振る舞いに横暴な態度。この男は人として軽蔑に値する人柄だ。
分かってる。分かってるのに……。
「ハァっ…もっと……、もっとして…っ」
──足りない。
たっぷり出たはずなのにまだ下半身がうずうずと切なく疼いた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
12 / 82