アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
6
-
「あっ……なに、これ…?」
「さっきよりずっとイイだろ?」
「んッ…、でも何か…」
異物を食わえ込む挿入感は同じ。
でも違和感がないと言うか、ゴムのガサガサした感じがない。
「っ!!まさか…!?」
「おいっ、暴れんな」
「イヤだ…!抜いてっ!」
今までのどの男よりも熱く、さっきよりもずっと滑りがいい。
恐らく今オレの中に入ってるのは何の隔てもない彼自身だろう。
「何考え…っあぁ…!」
「俺だって何も考えなかった訳じゃねえ。それでもお前を直に味わいたいと思ったんだよ」
浮かされていた腰がグッと沈まされ、彼を根元まで食わえ込むと思考が霞む程気持ちよかった。
口では"いやだ"と言いながら、心の奥底では"もうどうなってもいい"と思ってる。
それは、彼がリスクを承知の上でゴムを外したという事を認識した瞬間からだ。
「あ…ッ!ダメ…っ、ダメ…!」
「煽ってんのか?嫌がってるように聞こえないぜ?」
「っひ…ぁああッ…!」
挿入を繰り返せば潤滑剤が泡立ってニチャニチャと粘りを増し、繋がってる場所が溶けそうなくらい熱い。
でも滑りがいいのは彼の透明な体液のせいだろう。
まるで生き物みたいに何度も何度もオレの中を突いては涎を垂らし、存在感を増している。
これを"狂う"って言うんじゃないか?
何もかもがどうでもいい。
今この瞬間がずっと続けばいいのに。
そんな浅はかな考えが浮かぶほど夢中になれたらどんなに幸せだろうと、この人と出逢ってからずっとこうなる事を望んでいたのかもしれない。
「ぅあッ…!あッ、ん…!イイ……もっと…っ」
「ああ、そうやって素直に感じてろ。お前の中にたっぷり出してやるからな?」
オレは多分……御崎さんに恋をしてる。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
36 / 82