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「ンン…、ッふ…」
舌をぴったり這わすようにしてまだ大きくなっていないソレを撫でれば上から吐息が降ってくる。
ねっとり、ゆっくり、包み込むように何度か愛でれば、男のモノは次第に口の中で質量を増してきた。
「さすがに…ッ、上手いもんだな」
男が漏らした声は皮肉にも取れる言葉だが、オレは素直に嬉しいと思った。
オレは今、滅多なことじゃ狼狽えたりしなさそうなこの男の感情を揺さぶり、確実に欲情させてる。
口の中で大きく張りを増し続けるモノがそう確信させ、それはオレの欲情へと繋がった。
「っは…、そろそろ良さそうだね」
一息吐いたオレはひくひくと疼く後ろの穴に濡らした指を運ぶ。
男はその様を不思議そうに眺めると疑問を口にした。
「…?何してんだ」
「何って、挿れる準備だよ。女と違って勝手に濡れたりしないからちゃんと濡らして解さないと」
「ふーん。だったらゼリーあるから使えよ、面倒くせえ」
そう言ってベッドの脇にあるチェストに腕を伸ばすと、引き出しからゼリーとゴムを掴んで無造作に投げてよこした。
用意してるって事は最初からそのつもりだったのか。
つまりこの男はオレじゃなくても誰でも良かったわけだ。
行きずりだから互いにそうなんだけど、改めて相手の本音を感じるとオレは勝手に苛立ちを覚えた。
「今夜の事…忘れられなくしてあげる」
解すのなんかもうどうだっていい。早くこの男の冷静の仮面を崩してやりたい。
これから食うモノにゴムを着けながらゼリーを適当に仕込み、オレははやる気持ちのまま男に股がり腰を沈めた。
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