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生暖かく濡れた舌を這わせ、優しく唇で食む。
そうしている内に柔らかかったモノが口の中で次第に質量を増し、固く張り詰めてくる。
オレはこの瞬間がたまらなく好きだ。
相手がどんな人間であれ、皆ここだけは変わらず素直に悦びと期待を表す。
それは可愛いとも思うし、嬉しいとも思う瞬間だ。
だって少なくともこうしてる今、相手はオレを求めてるから。
「ン……ンぅ…ッ」
「っ……上手いな、本当に」
時折吐く息を詰まらせ、ため息交じりに聴こえる声に胸が震える。
もしかして嫌味だろうか?
例えそうだとしても構わない。
裏スジをねっとり舐めあげ、わざと音を立てながら透明な汁と混ざり合った唾液を啜る。
そうすると口の中でピクンッと跳ねる彼のモノが愛おしく感じて体が疼いた。
「はッ……、ンン…っ」
とろみを帯びた唾液を指に絡ませ、オレはヒクヒクと欲しがる自分の後孔にぬるりと挿入した。
今、舌で味わってるモノがここに入る。
そう思うだけで興奮が増して自然と呼吸が苦しくなる。
まるで中毒者だ。
「ッん…もう…挿れたい…」
「好きにしろ。だがオレは動かねーからな。自分で動け」
暴君のように横たわりそう命令されれば腹も立ちそうなものだ。
けど不思議と彼は違う。
誘うその声や寄こす視線は苛立ちを覚える所か逆に操られてしまう自分がいる。
そしてそれを苦痛ともせず、喜んで上に股がったオレを彼はどう思っているのか。
「あっ……」
その答えがどんなものにせよ、オレはきっと彼を求めてしまうだろう…。
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