アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
Side有生、21
-
「......あぁ、このまま帰したくないな」
孝彰の甘い声が、耳から全身に回り、内側から触れられている錯覚に陥る。
股間が熱い。見えてはいないけれど、硬くなり始めていると分かる。
「はぁ......っ...だ...だめ......明日...学校......」
「......わかってる...でも離したくない、こんな気持ちになったの...初めてなんだ」
こんな完璧な人に、初めてと言われる事が嬉しくて、こそばゆい。
ソファーに横になり、Tシャツを捲り上げながら、孝彰の触れるところが、首筋からだんだん下へと行っている。
(このまま行ったら、やっぱしアソコに......)
と、その先を考えてしまう。
「...乳首、硬くなってる」
そう言って、孝彰は片方の胸を指で転がされ、もう片方は舌で舐めてきた。
「あっ......やだっ...そこ......は......」
「ここ、感じるんだ......可愛い......そんな可愛くヤダって言われると、もっと触りたくなるよ」
「......いじわるい...っ...ぅ...あっ......す...す...わな...い...でっ」
無い胸でも感じるなんて、と驚くゆとりも無いくらい、手と口で攻められると、腰が浮くほど身体が反応する。
孝彰はその反応を楽しんでいるようだ。
「...も......ぅ...んっ......」
「もう我慢出来ない?......あぁ、ホントだ。すっかり元気になってる」
「はっ......ああぁ......っ......あっ......」
(......いつの間に?ジーンズ空いてる!)
有生のアソコが勃ちあがっているのを見て、孝彰は愛おしそうにそれを手で覆った。
先端に彼の手が触れただけで、イってしまいそうになった。
「たか......孝彰...さんっ......だめ...っ......それ...」
「有生はココも可愛いな......」
(それは......どうゆう意味......?)
そんなことがチラッと頭をよぎったが、孝彰の手がありえない動きをしだして、どこかへ行ってしまった。
「孝彰さんっ......そんな...触り方...だめだって...イッちゃう...からっ......」
「有生......そんな可愛く言わないで、僕もヤバくなる」
「......え...孝彰さん...の?」
そうだ、有生がこんな風になっているのだ、孝彰も...
「でもさすがに今日は最後までは......だから...」
と、なにやらブツブツ呟く孝彰の股間を、つい見てしまう。
(......げっ......服が凄い盛り上がってる!)
そうだ、有生は思い出した。
神の杜で見た、彼のココ......あの時はあれで普通な筈だから...
(大っきいよ…...孝彰さんが僕のを見て、可愛いと言う意味が分かった…...)
それも違うと思うが、固まっている有生の唇に温かいものが触れて、ハッとなる。
「...有生、イヤラシイ子だな......僕の下見つめて......」
孝彰が、キスをしながら囁いた。
「ちが......ぅ......んっ...」
裸の孝彰を思い出していたのだから、実はもっとイヤラシイと言うことは絶対にナイショだ。
「一緒に気持ちよくなろうか」
「えっ......どうやって......?」
孝彰がフッとエロい笑みを浮かべる。
(だ...だめ...その顔...ヤバい、顔だけてイきそ......)
ウットリしていると、身体を彼に起こされた。
自分のモノがまた孝彰の手に握り込まれる。その時、手とは違う熱いモノが一緒にくっついて、あれ...と下を見ると......
「たっ...孝彰さん...っっ」
(2人のをくっつけてる......っ...て、孝彰さんの...やっぱおっきいよ)
「有生、手かして」
「え...?」
有生の手を取ると、一緒に這わせて、しごきだした。
「......ぅあっ......はっ......孝彰さんの...おっきい...」
「......っ...有生......それ......クる......」
孝彰も気持ち良さそうだ。
彼ののエロさはハンパなくヤバい。
「あっ......あ......あ......」
二人ともだんだん手の動きが早くなる。
孝彰は自由になっている左腕を、有生の肩に回し、頭を引き寄せ、彼の口を食べてしまいそうなくらい、荒々しく吸い付いた。
力が抜けて倒れそうになると、身体をソファーの背もたれに寄りかからせてくれる。
「...はぁ......う...んっ......だめ......イクっ......」
「...あぁ......僕も......一緒に......」
胸に熱いものが当たり、お互いが達したことが分かった。
「はぁっ......はあっ......あっ......はっ......ぁ...」
「愛してるよ......有生」
孝彰がボーッとする有生を抱き締め、優しく囁いた。
「孝彰さん......好き...」
有生はとても幸せだった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
28 / 60