アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
Side有生、30
-
「...や...ぁ...た...孝彰さん...もう...」
「もう、何?」
「......孝彰さんに...触ってほし...」
有生はベッドの上で、未だ触れて来ない孝彰を、半泣きの状態で見つめていた。
(...恥ずかしいのに...)
ベッドに降ろされ、服を脱がされ、彼から何か戯れるのを期待していた自分に、まず毎日やっていた事をここで見せて欲しいと言われ、自分で前を扱きながら、後ろに指を挿し入れるところを見せていた。
「...たまらなく可愛いな、そんな風に誘ってくれるなんて」
「さ...誘ってなんか......孝彰さんから...目を離すな...って...」
「うん、だからホラ..僕だってもうこんなになってる」
「あ......」
(凄い...孝彰さんの、おっきくなってる...)
孝彰の股間のものが、神の杜で見た時とは比べようもなく張りつめていた。
(ボクサーパンツを下ろしてもいないのに、先が見えてる...)
「僕もこれ以上はムリそうだ」
そう言いながら、羽織っていただけのパジャマの上着を、肩からストンと落とすと、スーッと手が伸びてきた。
有生の顔を優しく愛おしむように触れる。
(かっ...かっこいい...孝彰さん)
全てがショーの映像を見ているかのような動きに、有生はウットリとなる。
誰もがドキッとする孝彰を独り占めして、バチが当たらないかと心配になってくる。
親指が唇をなぞると、見つめ合っていた孝彰の顔が、ゆっくりと近づいてきて、キスをした。
「...有生、舌出して」
そう言われて先の方を少しだけ出すと、孝彰の舌が中に入ってきて、口腔を吸い上げる。
それがたまらなく気持ちが良い。
頭の傾きを変えながら、それは暫く続いた。
甘すぎる行為に、頭がぼーっとしてくると、彼が体重を少しかけてきて、二人はベッドへ倒れる。
孝彰は唇を離し、有生の首や鎖骨、胸にもキスをしていった。
「...っっ...は...んっ...」
胸に触れた時、全身の神経が反応し、予期せず声が出たことに驚いた有生は、思わず手で口を覆って隠そうとした。
すると彼がフッと微笑んで、
「感じるままに声出してごらん」
と囁いてくれる。
男でもそこで感じるとは思わなかった。
孝彰が時折歯で引っ掛けるように触れてくると、変な気分になるのは感じていたんだ、とわかった。
「...ぁ...っ...ん...」
「可愛い声...もっと鳴かせたくなる」
そう言うと、もう片方の胸を手で触りだした。
「...あ、こっちも固くなってきた」
転がしたり引っ張ったりされ、足がモゾモゾと動き出す。
「...んっ...胸ばっかり...やだ」
「ごめん、ごめん、張り詰めてるここにも、触って欲しいよね」
「ち...違う...っ...あ...あっ...」
孝彰が言うなり有生のモノを、下から上に向かって撫で上げてきた。先まで来ると広がった部分を優しくマッサージするように触れる。
さっき自分で一度抜いたそこは、再び先端から透明な蜜を垂らし始めた。
孝彰の指からヌルヌルと卑猥な音も聞こえてくる。
「あっ......っ...んっ...っ......も...もぅ...」
三箇所を同時に攻められ、口から漏れる喘ぎも早くなっていく。限界はすぐそこだった。
「あぁ...っ......い...イク...っ...」
腰をピンと反らした瞬間、先端から元気に液が飛んだ。
「はあっ......はっ......ぁ...孝彰...さ...孝彰さん...」
今すぐ彼に抱きしめて欲しくて手を伸ばすと、それが分かっていたようにぎゅっと腕を回して抱いてくれる。
「可愛くイッたね、有生...好きだよ」
「...っ...孝彰さん...大好き...」
有生も腕を回して、孝彰の身体の重みと愛情を、全身で感じる。
(この時間すきだ...)
イッた後の気怠さが、幸せに変わった気がして、目を閉じて浸る有生。
だけど肌に伝わる孝彰の鼓動と吐息は、熱くなっている。
はぁ...っと息をついた彼は堪えるような声で、
「...もう少しこのままでいたいだろうけど、ごめん...こんなに可愛い有生を見て、僕ももうヤバいくらい限界」
と言うと、背中に回していた手を下に移動して、さっき頑張って指を入れていたところに触れてきた。
「......ここに僕のを受け入れて、有生...中で君を感じたい」
と耳元で囁いた…...
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
39 / 60