アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
Side有生、31
-
「あっ......は...っ......あ...ぁ...」
(...孝彰さんのが奥にあたる度に、口から声が飛び出てくる)
この声も、大きく開いた足も、すごく恥ずかしい。
でも消えそうな理性を復活させようとすると、有生にずっと視線を送る孝彰にすぐにバレて、突き入る角度を少し変えてきたり、抉るように腰を振ったり、新たに襲う感覚に気持ちが飛んでしまう。
「ああっ......やっ...あ...ああ...」
「そう、その声を聞かせてくれなきゃ......」
巧みに腰を動かしながら、全てお見通しだと言わんばかりに囁いてくる。
(孝彰さんの目がギラギラしてる)
「有生の可愛い声聞くと僕...も興奮する...ヤバい」
(...孝彰さんが興奮してる?僕が、興奮させてる?)
何だか嬉しい。そして好きの気持ちが、どんどん膨らむ。
「あっ......そ...れ...っ...だめっ...」
孝彰の手が、有生の股間で置き去りにされながら震えているモノを握ってきた。
(もう何回もイってるから、今度は孝彰さんに気持ち良くなって欲しいのに、まだ僕のこと...)
「ぼ...僕はっ...も......い...からっ......孝彰さん...」
慌てて手を離そうとしたけれど、伸ばした手を優しく止められる。
「一緒に気持ち良くなりたいんだよ......それに、ここをこうすると...締まりが強くなって...っと...有生、そんなに締めたらヤバいからホントに。今でも凄く我慢してるんだよ」
(...あ...動きのスピードが...)
「あ...あっ.......っ...うぅ...はぁ...っ......」
孝彰が有生の身体を少し傾けると、挿し入れのスピードが少し早くなった。
有生のを触りながらでも、2人が気持ち良くなれる角度になったみたいだ。
(......てこと?)
「ああっ...あっ...ん...っあっ...あぁ...」
前を弄られながら、肌と肌の当たる音がするくらい、腰を密着させてきた。
「有生...ごめん...理性が尽きたみたいだ。ここからはもう...優しくできない...」
そう孝彰が言うと、掴んでいる手に力がこもった。
「あっ...あぁいゃっ...あっ...あっ...あっ...い...くっ...あ...」
後ろに挿さったままでの前の刺激は、怖いくらい気持ちが良くて、有生は訳が分からず頭を横に振りながら、何度目かの精を放った。
その乱れっぷりに、孝彰の息を呑む声が聞こえた。
「...たまらない、有生...可愛い...僕もイク...っ...」
両手で足を抱え挙げたと思ったら、激しく二度三度と腰を突きつける。
(...なに......い...今...僕イってる.....!)
「ああ......あ...あ...あっああ......」
イッた直後のスーッと宙に浮く感じの時の刺激は、今まで経験したどの快感よりも気持ち良過ぎて、頭が真っ白になり、有生は天井を見つめ固まった。
「...孝彰...さん......孝彰さん...」
愛しい人の名前を呼ぶと、彼の手が頬に触れて視界に入って来てくれた。
「有生、大丈夫?」
「......うん...す...き......んっ...」
(...あぁ...孝彰さんのとっても優しいキスだ)
孝彰に甘い甘いキスをされながら、有生の意識はスーッと夢の中へ入っていった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
41 / 60