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入寮日
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「おい。ご飯できたぞ。」
先輩が呼ぶ声が聞こえてきた。
「あ、はいありがとうございます!いまいきます!」
部屋にもどるとそこには、可愛くケチャップで「入学おめでとう!」と書かれたオムライスと、きれいに盛り付けられたサラダやスープが並んでいた。
「えっ!?」
「なんだ?あ、ごめん。まだ入学じゃないけど、入寮ってさすがにケチャップではむ」
「いやいや、先輩、、、すごすぎでしょ、、、」
「そうか?まあ大事な後輩の入寮日だから。」
「っ///先輩俺のこと大事ですか?///」
「え?大事だろ。これから一緒に生活するんだし。」
なにそれ、、、この人意味わかっていってる、、、?
無自覚天然かわいいかよ、、、
「、、、先輩そういう大事な後輩とかいうの他の人にいっちゃだめですよ!」
「?あ、ああ。お前がそういうならそうするけど。」
それから俺は先輩に一つだけお願いしてみた。
「あと、お前じゃなくて名前で呼んでください。これから一緒に生活するんですし」
「そか。るかくん。でいいか?」
うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!やばいやばいやばい!!
「はい!!」
「ふはっ、うれしそうだな。こんなんで喜んでもらえるならこれからもそう呼ぶわ。」
先輩がそういってわしゃわしゃと頭をなでてくる
「つーか、るかくん。お前でかすぎ!俺より身長高い後輩とか、、」
「ええ?そうですか?」
先輩は少しむっとして俺をにらむ
まったく怖くないうえに、なんかぐっとくるから別な意味でやめてほしい。
「あと、、、」
先輩が少しさみしそうに俺を見つめていう
「るかくんは名前で呼んでくれないの?」
「っ////先輩、破壊力やばいです。」
「え?破壊力?」
「それも他の人にはいっちゃだめですよ?みづき先輩」
「!!!」
先輩の瞳が輝き、幸せそうに微笑んだ。
なにそれ、、、微笑みの爆弾かよ!!!!!(死)
「ありがとう。るかくん。」
「はい!」
先輩が喜ぶなら百万回だって呼びますよ!!!
こうして、俺、斎藤瑠日の入寮日は幸せに終わる。
はずだった、、、
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