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俺様登場
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恥ずかしいことに。
最近俺は、何してもイケなくなった。
最近というか、まあ…。アイツにトイレでヤってもらったとき以来だから、二週間弱か。
今までは、オナ禁したあとやチンコ縛って玩具で限界まで弄ってガマンしてからヒモを外せば、ちょっと触るだけですぐイケたのに。
それなのに、イケなくなった。
気持ちいいのは確かなのに。
身体が勝手に射精するのを塞ぎ止めているような、そんな感じ。
ただ痛いくらいに勃起して、それでも無理で。
そういう日は、仕方がないからトップの成績を誇るこの俺様が珍しく勉強したり生徒会の仕事して興奮を鎮めていた。
あー…。思い出すだけでも辛ぇ……
いくらこの俺様でも、二週間も溜めてりゃ体調崩す。
オナ禁でさえ一週間くらいしかやったことないんだ。
二週間もシないなんて、この身体が健全でいられるわけがなかった。
今日学校に来たのはいいが、体がダルくて三限の途中から保健室にいた。
欲求不満だけじゃなく、おそらく睡眠不足もあったんだろう。
テキトーに寝てテキトーに時間潰していたら、そこそこ気分が良くなった。
このまま一日目保健室に居座るわけにもいかないし、だったら自室に戻ったほうがいい。
久々によく眠れそうだったから、あと一眠りしたら自分の部屋に戻ろうと思い、シーツに潜り込んだ。
ーーー
暫くしてから目が覚めた。
すると隣のベッドからごそっ…と音がして、誰か来たんだなと分かった。
皆の会長様がこんなところでへばっていたなんて知られたくはない。
気付かれないように出て行こうと足を踏み出した瞬間、また誰かが入って来た。
ぐっ、と動きを静止して、極力気配を消す。
そいつはどうやら、隣のベッドを使っているやつの見舞いに来たらしい。
カーテンで仕切られているから誰が寝てるのかも来た人物も分からなかったが、途中から来たそいつが「つっくん」って呼んでたから、あー、見舞いに来たのは拓海で、寝てるやつは足立なのだと分かった。
そんで、なんか知らないけど隣にいるやつが足立だと分かった途端に心臓がバクバク言い始めた。
鼓動の速すぎで死ぬかと思った。
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