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帰り
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「…鈴ー!」
「なになにー?」
結が膝の上から降りてしまうと、優しく頭を撫でて微笑み、環に向かってにこにこと話しかけてくれた
ぱぁっと嬉しそうに笑顔になって膝の上に乗る
結は膝の上から降りるとホッとしたようにソファに体を預けた
「久しぶりだねー!」
「ね、久しぶりー」
嬉しそうにぴょんぴょんと飛ぶ環。
ミルクティー色の髪がさらさらとなびく
「あれ、軽くなったね?」
「んー、んん?」
環が首を傾げると鈴も首を傾げてふたりで「あれ?」みたいな会話を繰り広げる
「んー?」
「んん?」
首を傾げることが面白いのかふたりで遊び始めた
このふたりはムードメーカー兼不思議組だな。
「…っうぁ」
首を傾げ過ぎた環がバランスを崩して、ころんと転げ落ちそうになったのを、鈴に受け止められた
「大丈夫ー?」
「大丈夫ー!」
もう、懐きすぎ。
そろそろ俺のところに戻ってこーい。なんてテーブルに頬杖をつきながら思った
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