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思い
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家につくと、また抱き上げられて車から降りた
「抱っこしても大人しい結かわいー」
言われてみれば、確かに。
あまりにも自然に抱き上げられたせいでそのまま首筋に顔を埋めてくっついていた
その事実に気づけば段々顔が赤くなって、鈴に「降りる」と訴える
「だーめ。すぐ着くから」
鍵を開けた音が聞こえて、靴まで脱がせてくれる
ベッドに優しく降ろされて、「ちょっと待ってて」と最後に一度手を握られた
そのまま鈴が寝室から出ていくと、またここに帰ってきてしまったな。と息をつきながら部屋を見渡した
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