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気持ち
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「じゃあそろそろ部屋行くかー」
習字を見終わって、かるたの絵を見て、鈴が畳でごろごろしてるのを見た
「…眠い」
「わ、珍しい!
じゃあ今日は早く寝ようね」
「うん」
手を引かれてエレベーターに乗る
上に行くまでに何人か乗ってきて、その人たちと毎回目が合う
やっぱり普通じゃないから目立つのかな。鈴の影に隠れれば、何も言わずに頭に手を置いてくれた
「───次で降りるよ!」
「…うん」
エレベーターから降りればたくさんの部屋があった
「俺達はー、こっちかな」
右に曲がって部屋の番号を探しながら歩く
「あ、間違った あっちだ!」
今度は左に曲がる。
「ここ!」
「あった」
「ね!あった!」
カードを入れて部屋をあける
「え!すごい!」
「…すごい」
さっきまで眠くて鈴に掴まりながらとぼとぼと歩いていたけれど、部屋を見たら目が覚めた
「…すごい」
同じことを2回も繰り返して鈴を見上げる
「広いね!きれい!」
ぽすんっ。とベッドにダイブした鈴を見て笑ってしまう
「結もおいでー!」
手を広げられて、俺も靴を脱いでベッドに横になった
ぎゅーってきついくらいに抱きしめられてその後首筋にキスされた
「キスしてもいい?」
「…っ、え」
「するね」
聞いた意味ないじゃん。と心の中で抗議しながらも入ってきた舌を受け入れるように目を瞑った
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