アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
俺の好きな人
-
小さな手がこしょこしょと髪を洗ってくれる
自分でやるときとは違う柔らかい感覚
「結上手ー」
目を瞑ってそう言えば、「これくらいできる」となんとも結らしい答えが返ってきた
「手疲れてない?」
「うん。あと洗ってないところある?」
「大丈夫!ありがとう!」
桶にお湯をためて流そうとしたら俺やる。と重そうに桶を持ち上げた
そして髪に温かいお湯がかかる
気持ちよくて普通にほっと息をついてしまった
「おわり」
「ありがとー!」
いつもの感覚でそのまま抱き寄せようとしたら顔を赤くして逃げられてしまった
それからしばらく桶にお湯をためて結の体にかけてあげていた
お湯がかかる瞬間、どうしても強張ってしまう体
いくら冷たくない、熱くない、そうは言っても中々抜けない感覚なんだろう
結の体も温まってきたところでタオルで拭いてお風呂をでた。
せっかくだし浴衣を着ることにする
結は少しサイズが大きいようだ
それが不服そうな結を宥めて、裾を調節した
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
295 / 427