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鈴の家
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何だかんだ、ふたりで騒ぎながら魚を焼いた。
なんとか焦げずに焼けて、お味噌汁も美味しかった
「じゃあ、そろそろ学校行ってくる」
ばたばたしちゃってごめん。と苦笑しながら謝られた
それに首を横に振る。
元はと言えば俺が朝食をもたもた作っていた…ううん、それどころか卵を割って泣いていたせいで鈴の朝の時間がなくなってしまったのに。
「早く帰ってこれるように頑張る!」
わしゃわしゃ。と頭を撫でられて胸に頭をくっつけた
「待ってる…いってらっしゃい」
「うん。いってきます!」
すり。と指で頬を撫でられた
お留守番よろしくね。と手を振られて、振り返す。
パタン。と閉じていく扉を最後まで見送ってからリビングに戻った
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