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ずっと一緒に、(Eve×Sou)
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「Souちゃーん、もう終わる〜?」
「ん〜、もう終わるよ〜、あとちょっと待ってねEveくん。」
カチカチとマウスをクリックする音が響く。ちらりとEveくんの方を確認してみると、ソファの上に寝っ転がり、眠そうに目を擦りながらスマホを弄っていた。もう夜遅いし、先に寝てていいよって言ったんだけど。Eveくんはせっかく久しぶりに会ったんだからって寝ずに待っててくれてる。相変わらず優しいな〜なんて思いながら、再びPC画面に目を戻した。
俺とEveくんは付き合っている。告白は、Eveくんからだった。正直、すごくびっくりした。だって、この気持ちを持ってるのは俺だけだと思ってたから。告白された瞬間、つい、泣いてしまった。本当に、つい。自分自身もEveくんもびっくりしちゃって、お互いあわあわしちゃって、そして、笑いあった。
その日からEveくんと付き合っている。今日でちょうど半年くらいかな?
最近はお互いにやることがあったり、ライブがあったりで時間が合わず、1ヶ月くらい顔を見てなかった。勿論連絡はちゃんととってたし、通話しながらゲームをしたりもしてた。生放送もしたし、二人だけで電話をして寝落ちしたりもした。
いろいろやることが片付いてやっと会うことができた。
顔を見るのは今日で1ヶ月ぶり。2泊3日でEveくんが俺の家にお泊まりに来た。
嬉しかったけど、明日の夜に歌ってみたの投稿をしたくて作業をしてたから、全然構ってあげられなかった。申し訳ないなと思いつつも、でもまだ明日と明後日があるし、なんて最低なことを考えてしまっている。
・・・なんて色んなことを考えてるうちに、作業の仕上げが終わった。
マウスから手を離して思いっきり伸びをすると、Eveくんがスマホからパッと顔を上げて満面の笑顔で俺の方に来た。家の中だから前髪をゴムで上に上げているため、歩くたんびにぴょこぴょこ動くのが可愛らしい。
「Souちゃん、終わったの??」
「ん、終わった!おいで、Eveくん。」
椅子に腰かけたまま、Eveくんの方に向きを変え、両手を広げた。するとEveくんは俺の腕の中にすっぽりはまった。髪の毛がふわふわしていい匂い。・・・て言っても、俺の家のシャンプーを使ってるわけだから俺と同じ匂いなわけで。それはそれはそそられてしまう部分がある。
よしよしと柔らかい髪を撫でると、Eveくんは嬉しそうに「んふふ〜」と笑った。
目がとろんとしてる。やっぱり眠いんだな。
「よし、寝ようか、Eveくん。ごめんね?すっごい待たせちゃって・・・。」
「ん〜ん〜、いいんだよ別に。久しぶりだし、待ってる時間も悪くないってもんよ〜」
「ふふ、そっか!よし、じゃあお布団行こ?シングルのベッドだから少し狭いかもしんないけど・・・」
椅子から立ち上がってEveくんの手を引き、隣の部屋へと入った。
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