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ずっと一緒に、(Eve×Sou)
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目を開けると、部屋の中は既に明るくなっていた。
「・・・っ?!」
被っていた布団を捲った。
・・・ちゃんと、パジャマを着ていた。
「・・・・・・ふぅ。」
もう一度枕に頭を預け、目を閉じた。別に眠いわけじゃないけど、取り敢えず閉じておきたいと思って。
すると、ドアが開く音が聞こえた。何となく、寝た振りをした。なんとなく。
ぎし、っと、ベッドが軋む音がした。
・・・あ、咳払いした。・・・・・・鼻もすすった。
いちいちの仕草が、一つ一つの行動が、愛しくて堪らない。
「そーーーーーうちゃん。」
「・・・・・・・・。」
取り敢えず、1回だけスルー、ね。取り敢えず。1回だけ!
「かわいいなあ、そうちゃん。」
違う違う。可愛いのは俺じゃなくて、Eveくんの方でしょ。
「あんな可愛いそうちゃんの姿、他の誰にも見せたくないや。」
Eveくんだって、俺とシてるとき、すっごいいい顔してるんだから。俺だって同じ事考えてるよ。
「そうちゃん、昨日僕にあいしてるって言って落ちちゃったね。」
「・・・・・・そんなこと、言ったっけ?」
「あれ、起きてた?」
「ん。」
俺は仰向きで寝てたのを、向きを変えてEveくんの方を向いた。Eveくんも、俺の方を見てた。
「・・・うん、言ってくれてたよ。・・・・・・でも、覚えてないんじゃなぁ。もう一回、言ってよ。」
「やーだよ。」
「うぇぇえ、なんでよ。」
「だって俺、Eveくんの言うことばっか聞いてて、Eveくんは俺の言うことひとつも聞いてくれなかったでしょ?」
Eveくんはそうだっけ?って言って、俺のほっぺたを指先で優しく撫でた。
「ん、くすぐったい。」
「そーうちゃん。言って?」
手のひらを俺のほっぺたに当てたまま、Eveくんは優しい笑顔を浮かべながらそう言った。
・・・・・・俺、Eveくんを甘やかしすぎなのかなぁ。・・・でも、やっぱり何故か、Eveくんの言うことちゃんと聞いちゃうんだよね。
「・・・あ、」
「あ?」
「あいしてる、よ。いぶくん。」
ちゃんと目を見て言った。出来るだけ逸らさずにいようと思ったけど、言い終わってからすぐ逸らした。やっぱり、恥ずかしいや。
「・・・・・・もだよ。」
「ん?なんて言った?」
「僕も、そうちゃんのこと愛してるよ。」
「・・・・・・っ!」
「わは、顔真っ赤っか!」
「う、うるさい!・・・・・・んっ、」
Eveくんが俺にキスした。優しい、ただ唇を軽く当てるだけのキス。なんだか、シてるときの深いキスよりも、どんなキスよりも、今のキスが一番嬉しく感じた。
ずっと、ずっと一緒にいようね、Eveくん。
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どうもどうも、作者の芋けんぴです(*^3^)
完全腐向け小説書くよ初心者です。自分が腐女子なのかも全然理解していない、寧ろそうではない人間だと思っているのです。(このような小説を載せている時点でご理解頂いてる思うのですが、作者は決して腐女子、または腐男子の方々を否定している訳ではありません。)
でももうここまできたらそうですよね、はい。私は今から腐女子です!
次があるかないかはわかりませんが、どうぞこの拙い文章を最後まで目にしていただけると嬉しいです。(これ打ち終わってから、この作者コメは小説を読み終わってから読むんだから既に最後まで目にしているのでは?と思いました。阿呆です。)
次作はそらるさん×キヨさんという異例のコンビです。いつ投稿されるかは分かりません。
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