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頑張ろう
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「ここの曲の移り変わりで暗転させて1人ずつライト当ててもらおう」
「いいね!それでライトの色をメンバーカラーにしてもらうのはどう?」
「そうだね!その方が遠くからでも分かりやすいしね!」
「よし!とりあえずこれでいこうか。」
ロケを終え、ライブの打ち合わせだ。1ヶ月後に迫るライブも流れはだいたい決まってきて、あと自分たちがやることは直前の調整とリハーサルくらいだ。
「朝日は来週からドラマ撮影か〜忙しくなるね…」
「そうなんだよーしかもアクションものだから結構体力勝負かも…」
泰樹が心配そうに話しかけてきた。ドラマのことはマネージャーが伝えていたようで、自分から言わずともみんな知っていた。
…ということは凉も知っているはずだが、特に何も言われていない。
「お前体力ないからすぐへたばりそうだな笑」
「ちょっと〜仁だ、け、には言われたくないんだけど!」
「何でだけを強調すんだよ!言っとくけどお前よりは体力あるからな!」
「俺の方が足早いもん!」
「はー?俺の方が持久力はあるし!」
「あ!わかった!これがどんぐりの背比べってやつだ!こないだのクイズ番組で俺答えられなかったんだ〜合ってるよね?」
ゔっ…泰樹が目を輝かせて聞いてくる…。仁も微妙な顔してる…。
泰樹は少しおバカさんで最近クイズ番組に引っ張りだこになってる。おバカだけど素直でゆるいところがうけてるらしい。
「あっはっは。泰樹それ正解!最近かしこくなってきたな。」
隼人が愉快そうに泰樹の頭を撫でる。泰樹は褒められた犬みたいに喜んでる。
「まあ泰樹の言う通りだから張り合うな。朝日は体調管理に気をつけること!仁も心配するなら言い方があるだろう?」
「は?心配なんかしてねーよ!」
仁を見ると耳が真っ赤になってる…。ふふっ心配してくれたのかな?
「ニヤニヤするな!」
「みんな来てくれ!ここ少し変更しようと思うんだけど。」
スタッフと話していたリーダーが呼びにきた。
ライブもドラマも全部頑張らないと!
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