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お話2
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「もう俺のことは忘れてください。ドラマの時は顔を合わせることになるかもしれませんが、極力話しかけないようにします。隼人さんのことは心配しないで下さい。スキャンダル写真のデータも消しておきます。本当にすみませんでした。」
え?
そんな感じなの?
今までの絶対俺のこと惚れさせるみたいのは無くなったの?
あれ?でもそれで良かったんじゃ…?
隼人のこともこれで安心だし!
俺、何を話そうと思ってたんだっけ?
そうだっ!
「あのさ!俺こういう流れにしようと思ったんじゃないんだ。」
俺も自分の気持ちがよく分からないけど
本当はこれで森田くんのこと終わらせた方がいいはずだけど
森田くんの考えは、ちょっと、いやだいぶ引く内容だったけど
「森田くんのやり方は確かに間違ってたと思う。でもこのあいだ励ましてくれたとき嬉しかったんだ。」
そう、嬉しかったんだ。
「映画を一緒に見たのも楽しかったし、演技もすごい刺激を受けてワクワクする。んーと、その、エロいことする時も、気持ちよかっ、、いや、今のは何でもない!」
俺は何を言ってるんだ!!!
「朝日さん?」
「こほん!…つまりだ!森田くんの気持ちは分かった!俺は恋愛対象は女性のはずだから、好きって言われて何て返せば良いのかはっきり言って分からない。でも、今日から森田くんのことしっかり見ることにする!」
そう、だって、森田くんが最初に言ったんだ。
『俺のこと見ててください。惚れさせてみせます。』って
「、、、っ」
「脅迫したことを許したわけじゃないからな!」
「朝日さん、、、お人好しすぎだよ、、、本当にいいんですか?」
森田くんが信じられないという顔をして聞いてくる。
ふんっ!俺の心の広さに驚いてるみたいだな!
「朝日さん!!!俺、朝日さんのことが好きです!」
「分かったよ、、、とりあえず返事は保留な。いや、お友達からでってやつだな。へへっ」
「はい!本気で頑張ります!」
ん?本気?
本気は怖いなー。
まあ、もう言っちゃったししょうがない。
出来るもんなら惚れさせてみな。
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